2006/12/22 (金)
時々小雨ぱらつく割と暖かい日
今朝、突然ばあちゃんが「お風呂入りたい!」 朝の9時だよ(;>_<;) 元々ばあちゃんはお風呂が嫌いで、なんのかんのと言ってお風呂にはいらないのだ。 嫌いになったと言うより、お風呂を避けている。 S42年にばあちゃんの母親(私の祖母だ)が風呂に入った直後に洗い場で倒れてそれきり意識もなく他界したので、それ以後風呂場そのものを嫌うようになった。 すぐに改築したのだが、それでも進んで入浴するのを渋るうちに、本当に風呂嫌いになちゃったのだ。 半分本気で怒らないと入ってくれない。 入るのは大抵3時か4時頃だが、今朝は何を思ったかいきなり言い出した。 洗濯直前なので、お湯はまだ抜いていないが、とても入れる温度じゃない。 大あわてで追い炊きをしようとしたら、灯油切れ! 庭に走って纏めてあった落ち葉や枯れ竹を新聞紙で巻いた物を幾つか炉に入れて着火。 3、40分くらいで40度に。 「沸いたよ〜」と声を掛けるが、肝心のご本人はなかなか部屋から出てこない! そうこうしているうちに、お湯の温度が上がっていく。 41度、42度・・・。水を入れて待つ。 「ばあちゃんっ」 どうやらみていたTVの終わるのを待って居るようなので、又水を差しながらも急かせてやっとお出まし・・・ なが〜い入浴なので何度も声掛けて安全確認。 出てくると「熱かったー!」「44度だよ」にびっくりよ「えぇっ!」と確かめるとほんとに44度! 「こんなの入ったのー」と。声が裏返った。 「何度がいいんかねぇ」「40度にしておいたでしょう!」 「頭洗ってたら、あがちゃったよ〜。」 入浴の手助けをとても嫌うので、様子を見ながら一人にしておいたが、これからは考えなきゃ・・・ 「茹で婆だぁ、ひゃひゃひゃ・・」なんて、真っ赤な顔で笑っているが、こっちは気分でも悪くなりはしないかとドキドキだった。 近頃、振り回されている・・・。まあ、しゃーないか。
どたばたして、洗濯して、又庭の片付け。 落ち葉などを新聞で包んで束にして置く。こうしておけば何時でも燃せる。 午後にお風呂で燃そうと抱えていったら、なんと炉の置くに入れる「火掻き棒」がない!」 (今朝、急ぎで使ったきりだ・・・?) あちこち庭を探したりしたが見あたらない? 仕方ないので火挟みや竹を使って押し込んで燃した。 燃やす枯葉は1時間くらいで燃え尽きたので、灰を取り出そうと十能を入れたら”コツン”と、当たる物が? 「ありゃ?」何と、探していた火掻き棒が炉の中から出てきた! 今朝大あわてで、一緒に押し込んじゃったようだ。 ”焼き入れ”をしてしまった。いや、”焼き鈍し”かもね。 煤で真っ黒。握った掌も真っ黒になった。
相変わらず、あわてています。
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(1) 焼き入れしちゃった?火掻き棒
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(3)
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