2006/10/21 (土)
今朝も畑。 青梗菜に青虫がひどい。毎日食べる野菜なので、殺虫剤は掛けられない。 虫の姿は余り見えないのだが、葉っぱが穴だらけ。 生協で買った、木酢やカプサイシン、ニンニクを主成分にした「虫よらず」をかける。これ、どちらかといえば予防薬。防除の効果はイマイチなのだ。 これも、虫と病気に攻められている「プチヴェール」の手入れをする。あまりにひどい状態になっていたので、なんか近寄りたくなかった。下葉を掻き取って、バリダシンを少し濃くして丁寧にかけた。ヨトウ虫が脇芽の間に何匹も巣くっていた。 「ダメに成るかも」を半ば承知で、アルコールで穴の空いた幹を消毒。手袋や長靴、手差しにもアルコールを掛けた。 これ以上、畑に軟腐病を広げるわけにはいかない。
キャベツの葉の下に、瀕死のモンシロ蝶がいた。仰向けになって羽根がふるえている。 畑を一回り草取りをして戻ったら、もう動かなくなっていた。 畑中に青虫をばらまいた憎い奴だが、こんな姿を見ると哀れだ。自分の仕事が終わった時にすぐに死が待っている。自然界は厳しい。余生などという甘い生活は無いのだ。 去年、仕事を終わらなければ成らなくなった自分のことを考えて、”趣味が仕事になってしまった”事をこれで良いのかなぁ・・・と考えてしまった。 蝶は埋めなかった。明日には蟻たちの冬の食料庫に運ばれているのだろう。 その方が良いのだろう、きっと。 夏の盛りと違い、一人で秋の畑にいると妙に感傷的になって嫌だ。私的でないね!
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(1) モンシロ蝶が死んだ・・・
(2)
(3)
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