トマトの養液栽培工場見学
2007/01/31 (水)

hare.gif 今日は栃木農政事務所主催の「トマトの現地交流会」というのに参加して大平町にある(有)グリーンステ―ジ大平」(http://homepage2.nifty.com/gso/)のトマトの養液栽培施設を見学してきました。代表の飯田さんは7年程前に広い土地と養液の原水となる大量の水を求めて横浜からこの地に移住,
日本でもトップレベルの最新設備、コンピューターによる環境・栽培制御システムを整えて新規参入されたとのこと。この主力設備、ソフトはオランダからの輸入。100m×100mのガラス張りの工場に22000本のトマト〜中玉房取り“カンパリ”(商品名:カクテルトマト)と大玉“桃太郎ファイト”を半分づつ〜を栽培。一株のカンパリトマトから約40段×8個/1房=320個穫れ、1個¥50で高級トマトとして都内百貨店、高級食料品スーパー(宇都宮では東武百貨店)などに出荷しているとのことでした。
・ オランダは花卉栽培技術や施設農業技術を国策として推進していて世界でトップレベルにあることを知った。http://www.nfia-japan.com/news/itochu.html
・ 日本でも農産物自給率を高めるためにはこういう施設による高密度生産技術の開発が必要なのでは。
・なお、試食した養液栽培の高級トマト「カクテルトマト」の味と比べて農園での手作りトマトの味は負けていないと確認でき嬉しかった。


i0 i1 (1) これが「カクテルトマト』。花のうちに一房7〜8個になるよう余分の花を摘み取るとのこと。粒が揃ってきれい,しかも抗酸化物質リコピン(ガン、動脈硬化を抑える働きがある)含有量が100gr中12mg(桃太郎トマトの4倍)あるそうです。
ただ,価格はこの房トマト1パック¥400。(270gr)¥57/1個。
試食で食べたのは少し水っぽかったが購入したこれは流石に高級感あり、いい味だった。
(2) 養液栽培を説明する飯田さん。右側にある台車は高さ調節可能な作業台車で、移動用の二本の丸管レールにはボイラーで加熱した室温コントロール用の温水を循環させる機能も持っている。
(3)
 
AMKさんちのミニ菜園日誌
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