「天の川が消える日」。
2018/09/20 (木)

kumori.gif □9:50〜市民劇場 生涯学習大

のち午後☂。
昨夜、ちゅうか今朝は4時前にトイレ目覚めで、その後は眠れず鶏を起こす。

【常盤平農園】へ
まずは、蚊取り線香の火つけから始まる。なんせ、すぐ寄って来るから、火を点けてる間にも食われる。

区画周りに繁茂していた朝顔、もう咲くこともなくなったのでおととい切っておいた。自分ち区画中にね。
それをごみ袋に詰める。
空いた所に、M田さんから譲り受けた紅蕪の種を播く。その場所、オクラ後で根こぶが出ていたところ。
なにも施しもせず、ほとんどやけくそのばら播き。

ほうれんそうのひと筋分空けておいたところに、縮みの種を播く。古種だが、こちらはていねいに。
朝飯を食って、松戸へ。

「宇宙ってどんな所」放送大学 谷口義明教授
興味深い題ではあるが難しい、凡人のわたくしめは理解が困難。

宇宙は138億年前に"無"から誕生して時間と空間を持った。
(1億年違ってもえらい違いやのに、138と言い切るからすごい)
その直後に宇宙は状態を変えながら急激に膨張する。
膨張はたちまち終わってしまうが、粒子と大きな熱を残す。
その熱が元で有名な「ビッグバン」が起き、高温高圧の状態で宇宙はさらに膨張した。

膨張につれて約38万年後には宇宙の温度が下がり、電子と原子核が結合して原子を生成。
その後、空間に散乱していた原子などの物質が引力によって集まり天体を形成していった。
宇宙の膨張は今も続いていて、しかもその速度は増している。
加速度的膨張は1929年にハッブルが突き止めた。


天の川銀河は、宇宙誕生から2、3億年後に種が生まれ、それを基に長い時間をかけて育ってきた。
擁する星は2000億。大きさ10万光年の中心が棒のようになっている棒状渦巻銀河だ。
アンドロメダ銀河が天の川銀河の隣にある。大きさはこれも10万光年ほど。
両銀河は250万光年しか離れていない。
比較のために10万光年を1メートルとすると、2つの銀河は25メートルしか離れていないことになる。
宇宙ではそれくらいとても近い距離だ。実は、いずれこの2つが衝突することがわかっている。

宇宙は今も膨張しているはずなのに、なぜ――と思うかもしれない。
計算すれば秒速54キロメートルで遠ざかることになるはずなのに、
観測では、この2つの銀河は秒速300キロメートルの猛スピードで近づいていた。
銀河同士の引力が宇宙膨張の力を上回っていたのだ。

だから衝突する。

「2つの銀河は40億年後に最初の衝突を経験する......(しかし)そのとき一挙に1つの銀河になるわけではない。
(星の密度が双方ともに薄いため、星々がぶつかることなく)いったん、お互いをすり抜けてしまう......が、
強い重力のおかげで再び衝突する。もう1回すり抜けるが、
3回目の衝突で2つの銀河は1つの巨大な銀河に姿を変えていく......
(その後、30億年、今から)70億年後には、合体の痕跡もあらかた消えてしまう」

太陽の寿命は約100億年。あと50億年ある。
銀河衝突を経て70億年後には地球、太陽、天の川はなくなっている。
そんなことはお構いなしに、宇宙の膨張は快調に続く。

1000億年後。
隣の銀河は何1つ見えない宇宙になっている。銀河の遠ざかる速度が光速を超えるからだ。
宇宙観測も不可能になる。天文学者もいなくなる。

100兆年後。
すべての星の核融合が終わって、輝く星がなくなる。生命の存在する余地もなくなる。
宇宙の変遷はまだまだ続くが、宇宙の一生は途方もない長い時間にわたる。

宇宙の長い寿命に比すと、天の川が見られるのは、ほんの一瞬にすぎない。
天の川を見て美しいと思える、現代に生きるわれわれは、よほどの幸せ者と思いたい。

むつかしな。


昼飯をすませ、帰ってくるころには雨が降り出した。
「野菜の時間」の録り溜めを早送りで観る。時期遅れのを観てもしゃあないが…。
それにそろそろ新しい先生に…。違った切り口が欲しいね。

i1 i2 (1)
(2) 縮みほうれんそうを播く。
左は、先に播いた芽出しの日本ほうれんそう。
虫(ダンゴムシ?)に食われて、いくつか欠株はあるものの順調。
(3) 紅蕪の種をばら播く。
 
蘖ひこばえの菜園作業メモ
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