□14:00〜JR上野

C国の人が戻って来たようなアメ横です。
人混みの流れの中で、急に立ち止まってやかましい。

いつものとんかつ屋。ささやかな喜び、ああ庶民ですな。
時間がちょっときついかなと思いつつ覗いてみると、店内に待ち客が２人だけ。
ガラス越しに店主が、腰かけを指差す。ハラを決めて中で待つ。
「次や〜」という段になって、なかなかお呼びがかからない。
見ると、食い終わって連れを待っている男が…。もう、カツは揚がってるみたいやし…。
「おいっ、食い終わったおまえ、早ぅ席空けェや」などと思いながら、いらつく。

まあ、このように外でメシを食っていると、人のアラにいらつくことがままある。
いつかにファミレスっぽい店で、隣のテーブルの若い男女３人組。
ひとりは斜め座りで脚組み、もうひとりは茶碗を持たないで飯を食い…、
女はスマホをいじりながら、時には肘をついて茶碗を持って、といった状態。
わたくし的には、脚を組んで飯を食う輩はどうもね、だわ。何でって、失礼やろ、作ってくれてる人に。
ある店では、カウンター隣で食い終わったおっさんが、爪楊枝でシーハー、シーハー。
「おいおい、隣で食ってんでぇ。音たてるなや。手で隠すとか何とかせえや」

まあ、なんにせよ、希望の飯が食えたからよかったけどね。食い終わって外へ出たら、
外の待ち椅子は満杯で立って待ってる人までいた。