2018/01/15 (月)
□9:00〜福祉会館
午前:大竹道茂先生「江戸東京野菜には物語がある」
江戸東京野菜通信 翌日のブログにアップしてくださったが、改めて画像を見ると、うつむいているのが一人もいない。
午後:千葉大・三輪正幸先生「ミツバチとハチミツ」 果樹が専門だが、その授粉に蜜蜂を活用するため飼育しているそうで、蜂蜜はいわば副産物採集。
蜜蜂群には、ご承知のとおり、女王蜂は1匹。 雄蜂は1割で、そのすべてが交尾が仕事。 そして、残り全部が、いわゆる働き蜂。
なんだそうで、女王蜂は精子を溜め、巣穴一つひとつに1日に1万個の卵を産んでいくそうな。 1割の大きめの巣穴には♂、小さめの巣穴には♀と。 そして、ひときわ目立つ「王台」に産み付けられた♀には、せっせせっせとローヤルゼリーが運び込まれる。 これが、次の女王蜂となるんだとか。
その際、有精卵が♀つまり働き蜂となり、無精卵は♂つまり交尾蜂となって生まれる。 無精卵で孵化するというのも、また不思議じゃわ。
ひととおりの講義の後は、三輪先生が採取した40種類の蜂蜜と市販蜂蜜の味見。 とてもじゃないけど全種類の味見はできなかった。 途中で「もういいわ」ちゅう感じで…。 聞いたこともない果樹や草まであり、よほど極端な味でなければ味の違いなどわかるはずがない。 どれも、甘くてうまいのだが、そんななかで、「蕎麦は癖があってまずいな」というのが大方の感想。 レンゲ、アカシアなどがやはり「知ってる味」。
「よく、○○の蜂蜜、と売られてますけど、100%はまずないですよ。他の花も混ざってます」 採取する時期に咲いている花で決めるのとか…。
で、次は、利き酒ならぬ「利き蜂蜜」。 10種類の蜂蜜の名前を伏せて味見して当てろいうお遊び。最高が7つで、わたしは3つしか当てられなかった。
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(2) 各机に配置された蜂蜜、なんと41種類。
(3) 三輪先生の本を買う。
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