2017/06/22 (木)
【常盤平農園】 ここの農園が始まってから、ずっとご近所さんのTさん。 最近とみに足腰が衰えた。 昨年秋あたりから自分でもそれを感じていたのか、 「畑は(契約切れの)春でやめる。だから、区画の囲いネットや支柱は持ってって使ってくれ」 と、お言葉に甘えていた。 春になって借りていた2区画のうち1つは返したが、畑は続けるという話を他の畑人づてに聞いていた。 夏野菜も少しは植えているものの、草取りもしていない状態。
地域のグランドゴルフ会の会長を務めるなど、元気だったのが、 その最中にちょっとした段差につまずいて顔を打ったこともあった、などと言う話も聞いて心配していた。
そして今朝、久しぶりに出会った。 自転車で同時に2人のお年寄りがやってきた姿が、作業をしながらの目に入った。 ひとりは、Tさんだった。「久しぶりだな」と思っていると、自転車を停めようとしてころんだ様子。 起きあがった様子がない。 作業の手を止めて、あわてて抱きかかえて起こしたが、どうも自分では起きあがれなかったみたい。 幸い、ゴミ置き場のペットボトルの上だったからけがはなかったが…。
たしかに、歩くのもおぼつかない歩きだった。 自転車には杖を積んでいた。 「もう何もできないが、とうもろこしがぼちぼち穫れるかなと思ってきた」という。
ちょうどよかった?ので、 「空いているところに、余っている苗を植えさせてもらっていいか」と了解をとり、白なす苗を植える。 草を取ろうともしていたが、 「あとで、わたしがやっときますから」と、きゅうりなどと収穫だけして帰って行った。
草がなくなり、新しいものが植わっている様子を見て、 他の畑人も「Tさん、来たの?」いう。 みんな心配してるんだわ。 聞けば、昭和6年の生まれだとか。86歳か…。
◆収穫◆きゅうり、なす、いんげん
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(1)
(2)
(3) だだちゃ豆が発芽しだした。
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