□八王子

八王子って、遠いな〜。

武蔵野線で西国分寺まで行って、中央線に乗り換える。
高尾行き。
世の中連休だった。
「よっこらしょっ！」と座ると、目の前に７０半ばくらいのおばさん。
リュックに、ストック。このおばさんも高尾か？と、思いつつも、席を立ち譲ろうとした。
が、「トレーニングですから」と。２，３度やり取りを繰り返したが固辞するので、
「すみません」と言って座りなおした。
２つ目の立川でだったろうか、隣の席が空き、かのおばさんも座った。
まあ、こちらも少しは気が楽になったと思っていたら、おばさんも座ったことに気がひけたのか、話しかけてきた。
「連休だから人が多いですね」から始まり、聞けば、独りで高尾山のハイキングだという。
もう何度も、何度もで、２９日にも孫と行ったばかりだそうで。
「外国人の方も多いんでしょう？」と話を向けると、「聞き慣れない言葉がいっぱい聞こえてくる」という。
モノを食べながら、チンタラチンタラ（とは言わなかったが）歩くので、
自分のペースで歩きたいのだが、ぶつかりそうになるのが困るという。
元気だわ。
八王子で下車する時は笑顔を返してくれた。

八王子駅からはバス。
初めての地なので降りやすいようにと、前方の年寄席に座っていた。
次のバス停で、おばさんが３，４人乗ってきた。
席を譲ると、「８０のおばあちゃんなんでね」と素直に座ってくれた。
「おばあちゃんだからでなく、わたしより年上でしょうから（譲った）」と。

帰りの武蔵野線。
ママに連れられた３，４歳くらいのガキが、シートの端っこに座っているわたしのそばに立った。
「座れないの〜」「座りたい」を口にしながら…。
無視。
子どもは立ってろ！　のわたしです。
見かねたのか、一人おいて隣に座っていた女性が立ってそのガキを座らせてしまった。

(1) (2) (3) 八王子から持ち帰ってきた。 あばしゴーヤとモロヘイヤ。