2017/01/16 (月)
亀有へ「本能寺ホテル」。 綾瀬はるか扮する主人公が、本能寺の変の前日にタイムスリップし、信長に出会うという設定。 435年前と現代とを行き来するのだが、グサっと突き刺さる言葉が2つあった。
「戦のない、みんなが笑顔で暮らせる世の中をつくりたい」という偉大な信長に、 「何ができるかではなく、何をやりたいか、だ。やりたいことに大きい小さいはない」と言われ、
さらに、予約も取れないほどの料亭の親爺が突然、 「学生相手の大衆食堂のころがいちばん生きがいを感じた。原点に戻り、若者に腹いっぱい食わせたい」 と言い出す。その親父に、 「やりたいことを見出だすのに、遅い早いはない。明日にもやりたいことが見つかるかもしれん」。
ひと握りの人間だけが笑って暮らし、その他大勢は必死になって生きている、 食事さえ満足に摂れない子どもがいるという。 「みんなが笑顔で暮らせる世の中」への風刺ともとれる。
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