□9:00〜　柏井農場

９時という遅い集合のため、出かける前に市民農園で蚕豆種のポット植え。ポット差し？
「早生」「多収」に惹かれて、初めて買ったアタリヤの種「ミンポー」。
「ミンボー」なら「民暴」を思い、「ミンポー」でも「民放」「民法」を思い起こす。
毎年のことながら、蚕豆の種は、そんなに多くもいらない。
苗が１２、３もあればいい。そう思って選んだのがこの種。種袋を開けてびっくり。

「小っちぇ〜」。

１cmから大きいのでも２cmない。買ってしまったものは仕方がない。今年はこれでがまんしよう。
ネットで調べたら、タキイでも扱ってる種やし、まあ安心した。
しかしなぁ、何でも大手が扱ってると安心してしまう、その心理はなんやろね？三井不動産に聞いてみたろか？

で、９時集合にM田さんと８時過ぎに到着。
例によって、葱とさつま芋、無花果の収穫。それに落花生が加わる。
収穫作業が終わったらH田さんの手伝い、との段取り。
H田さんも当てにして作業内容を伝えてきた。３人でいいから手伝ってくれ、と。
それに、「リーフレタスと春菊を取って帰ってくれや。根っこは残してな」。

ところがじゃ、途中、首謀者がミニ耕耘機を取りに帰って、O梨園から応援依頼がありの土産を持ってきた。
手伝うのはやぶさかではない。７人のうち３人がそちらへまわり、わたしを含め４人で収穫作業。
じゃが、落花生が予想以上に手間取り終わったのが１１時を回ったころ。
梨園へ手伝いに行った連中も帰ってこない。急ぎH田さんのところに顔を出す。
遅くなったことでH田さんも気を遣い
「きょうはまあいいや。とりあえずお茶でも飲もうや」
と相成り、申し訳なさが先に立つ。１２時前になって、ようやく梨園の連中が戻ってきたが、時すでに遅し。
それでも、リーフレタス、春菊、おまけに「ピーマンももらっていくよ」と厚かましさだけは残ってる。
で、帰りのM田さんがボソッと吐き出した言葉。
「百姓がデパートになっちゃいかんわな」。
つまり、開店時間のこと。
「開店時間どころか閉店時間も、デパートよりも遅いよ」。

以前に、仲間の一人が、キャベツ苗をもらってきたらしい。
しかし、あまりにも幼苗だったので、首謀者が自宅でポットに植え替えて養生させていたらしい。
それを持ってきた。畑に植えるのかと思いきやさもあらず。
幼苗をもらってきたO川さんが「○○さん、いるならもらっていってよ」。
K村さんが「ひまわりにでも植えようか」などと。わたしも６株ほどもらうことにしたが、
「なんで？　ここに植えりゃええやん！」
O川さん「（首謀者が）めんどくさいんじゃないの？　まだ、虫も出るし…」
こりゃだめだわ。
葱どっさり、さつま芋どっさり、じゃがいもどっさりになるのがわかるわ。

４時を回ってから、もう一度市民農園へ。
ぼちぼち玉ねぎ畝の用意をしとかなきゃと思ってね。なんせ狭い農園、予定エリアを踏み固めてしまってる。
スコップで掘り起こして、馬糞堆肥やら灰、鶏糞を振っておく。

だいこん畝、ブロッコリー畝にネットを被せていたが、そろそろ頭がつっかえているので外す。
もう、虫もおらんようになるやろし、と思ったら夜盗虫が芽キャベツにへばりついてた。
だいこんの間の小松菜もボロボロ。こちらは青虫さんが。

５時になって「よいこ」。暗くなるのが早い。

◆収穫◆里芋、水菜、小松菜、春菊

◆柏井農場・収穫◆ねぎ、いちじく、さつまいも

(1) 蚕豆播種　　里芋試し掘り えんどう豆類発芽ちらほら　 (2) ベールを脱いだ？だいこん��とブロッコリー畝�� だいこんの間には小松菜。 ブロッコリー畝には、 左側にブロッコリー５株、右側奥にカリフラワー２株、 手前に芽キャベツ３株。 (3) 食用菊が今年も忘れずに開きそう。