2014/01/25 (土)
□10:00〜 七七日
のち曇り。
ホテルでバイキング朝食を摂って叔父の家へ。 暮れに亡くなった叔母の七七日。三月に渡るのはよくないとのことで、六七日を飛び越して先に…。
終わってからいちばん下の叔父と実家近所を歩く。 わたしもそうだったが、 小学校への通学に歩いていた道が、今は通る他人もなく、実は 「へぇ〜、これ○○さんとこ(隣んち)の敷地内やったんやなぁ〜」 とその叔父も今さらながら驚く。 その敷地内の「道」をしゃべりながら勝手に懐かしんでいると、話し声を聞きつけて主がハウス内から顔を出した。 「○○ちゃんかぁ〜?」 お互い名を呼び合う。聞けばその叔父より一つ下の76歳になったという。30分ほど昔話から今の話を。 「○(わが在所)に、東、中、西てあるやろ。東○のことを別称で土△て、われわれ古い人はゆわいしょ。 うちは元々、東○の土△城やったんやて。信長に追われて、今の西○へ逃げたらしい」 昔話が400年も、500年も前の話になった。わが在所の地の人には、土△姓と西●姓が多い。 広大な敷地に立派な門は健在だった。 「ここでよう遊ばしてもろたでなぁ。この門の石段て、こんなに低かったかなぁ〜?」 「門は新しいのに取り換えたけど、石段はそのままやで。子どものころは高ぅに感じたんちゃう?」 夏みかんの木はなくなり、いばらの垣根もなくなっていたが、叔父とともにタイムスリップする。 年代は異なるが想い描く風景は同じようだった。
夜の便で羽田へ。また、黒い飛行機。
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(1) お城と対峙しながらの朝飯。
おかわりは懐かしの「おかいさん」(茶がゆ)。 その右にちょこっとあるのが金山寺味噌です。 そしてもう一度おかわり。 「余は満腹じゃ〜」
(2) 窓ガラスが汚くてぼやけてますが…。 左上:真ん中いちばん奥の山が紀州富士(龍門山)。 この山の向こうが婆誰坂のおばちゃんとこあたり? 右上:朝日をバックの和歌山城
左下:宿泊室からの夜景 右下:わが出身中学。 お城の山が虎伏山で、城内には「紀の川」にも出て来る伏虎像があります。 立ち位置の背がすぐお城の堀です。
(3) 昨日の小腹食。
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