「たら」「れば」…。
2013/08/29 (木)

kumori.gif またやってしまった。
今朝の出かけるときのこと、いつものように女房どのが「忘れ物ない? 携帯もった?」「持った」。
きょうはこれだけの言葉だったが、普段は「あったら置いといて」とかいうと、
「走って届けるのイヤだからね!」と返ってくる。

そう言われて時計をはめていないことに気が付いたが、「携帯持ってるし、まぁええか」と駅に向かう。
駅のエスカレーターを昇り始めて、今度は定期を忘れたことに気が付く。
戻る時間は十分あり、一瞬迷ったがそのまま券売機に向かってた。
いつも帰宅すると、ポケットのものは全部机の上に出す。
夕べ、寝るときに郵便物やら何やらをその上に重ねたのが間違いだった。
「何やら」のなかには、取り寄せた種もあった。
目に入ることもなく、ポケットに入れ忘れてしまったらしい。
定期入れには、保険証や診察券、免許証なども入ってる。
きょうは使う予定もないからいいが、スイカも入ってる。
幸い、財布はバッグの中に入れていたので助かった。

電車に乗ると、「たら」「れば」が頭を巡った。
よく、野球の解説者が「たら、ればの世界ですが…」などと言葉を使うが、
もし、玄関で気が付いたとき腕時計を取りに行ってたら、取りに行ってもらってれば、
定期もそこにあることに気が付いた、かも知れない。

思っても仕方がないことだが、この「たら」「れば」はわたしに限らず、誰しもあることではないだろうか。
「東京へ出て来ずに、実家近に住み、農作業を手伝ってれば、
兄も若くして亡くなることもなかった、かもしれない」
「もう少し母の面倒もみられた、かもしれない」などと…。
しかし、その一方では「そうすると、今の女房どのとはいっしょになってなかった、かもしれないし、娘もいない」などと。

明日から3日、墓参りと京都観光の予定。
どっちがついでだかはこの際置いといて、還暦同窓会から1年、
ご無沙汰をまずご先祖様に詫びなければなるまい。
しみじみ、「吾亦紅」を思う。

朝、丸4日間、畑を空けることになるので、ポット苗の水遣り確認に。
台風を迎えに行って、連れて帰ることになりそうだわと思っていたが、予想以上にゆっくりで衰えてる?

◆収穫◆ゴーヤ、トマト、ピーマン

 
蘖ひこばえの菜園作業メモ
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]