2013/07/13 (土)
□7:00〜 研究農場・野菜班
6時半出発で、研究農場 → 新畑、ひと休みして → 農園。
先週、研究農場のとうもろこしのぐるりをネットで囲い、上は糸を張ったのだが、 敵もさるものその隙間から侵入、やり放題に食い散らかしていたわ。 たぶん、カラス。 同じ農場で研究を進めている別クラスの畝は、それはもう見事に全滅。銀色テープを張ってはいたんだけどね。 スイカに至っては、画像をご覧あれ。これはカラスではなく他の仕業か? スプーンでくり抜いたように食って、種はちゃんとまとめて捨ててる。 白い種のところを見ると、まだ未熟だったんだろうに…。
なす、ピーマン、伏見甘長、枝豆、カラスが残したとうもろこしも食われるよりかはと若いめのも収穫。 お化けなすがいっぱい出ました。 分けるのに数えるのもメンドくさく、人数分の山を作る。 「これが山分け、ちゅうことか」 「でも、持って帰って、また怒られるなぁ〜」
農場を後にするころ、頭の上で、「かぁ〜、かぁ〜」。 「しめしめ、やつらが還るぞ!」 「かぁ〜、かぁ〜」 「あほな人間どもめ」 「かぁ〜、かぁ〜」 「おい、みんな、下りて朝飯にしようぜ!」 「かぁ〜、かぁ〜」
「ボスがいて、みんなに指図してるんだろうな」と誰かが言う。 来週にはどうなってることやら。 「しょうがないよ」とすでに半ば諦め。
新畑でも収穫作業が中心。でも、ここはMさん用。 「なに、ゴーヤ、うちのよりいいじゃないですか! 一本ちょうだい」 帰りにMさん宅に寄り、しばし、奥さんと話す。 「これまで、土なんていじったこともなかったんですよ。だから、野菜も、花も、ほとんど知らないんですよ」 さもあらん。草取りが大好きで仕事がていねいなMさん。 「うん、雑草との区別もつきませんね。見れば明らかに違うのに、目を離したすきに引かれてしまう」 「そうでしょ!○○さんはよくわかってらっしゃる」と。 「農協に勤められてたんですって? わたしは○○なんですよ」 「じゃがいもや玉ねぎは、このままほっぱらかしといていいんですかね? 去年はこんな小さいのばっかりだったんですよ」 車庫に広げてる。 「小さいじゃがいもは煮っ転がしがうまいじゃないですか」というと、 「皮ごと素揚げしてね…」と奥さんもそれは認めてた。 しかし、Mさんも食いたいのだが、メンドぐさがってなかなか作ってもらえない、といつか言ってたっけな。
夕方わが農園へ。 やはり収穫。うろうろ見回っていると、水場近くの区画のおばさん(いまだに名前も知らない)から、 「いんげん、あるぅ?」と声かけが。 「うん、ひとつかみほど穫れたんだけど…」と言ってるのに、「持ってってよ〜」。 「じゃあ、少し」と言ってるのにすでに穫ってたいんげんをぜんぶ手渡され、さらにまだ穫ってくれようとする。 「いや、もう充分ですよ」 「もらってよ。いつも苗もらったりしてるし。うちは、庭に転がってるのよ。庭なんてないけどさ」 「でも、今年はあげられる苗がなにもなかったよね」「いえいえ、この農園が始まってからいろいろと…」 言葉は交わすが、名前は知らない。でも、いろいろあげたり、もらったり。 結局、両手に乗るくらいに穫ってくれ、「袋なくてごめんね」。「いや、袋はあります」。
帰宅すると、「なす、どうすんのよ」。 庭じゃないけど、台所に転がってた。 わが農園の緑なすやきゅうりはご近所さんへ。
◆収穫◆トマト、なす、きゅうり、いんげん
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(1) きょうの農園収穫物。
(2) 衝撃的?画像
(3) これは絶対衝撃的画像。
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