2013/05/05 (日)
□福島 結婚式
3時半過ぎ、姪っ子の婿がお迎え。それに同乗して福島へ向かう。 甥っ子の結婚式の案内状をもらって、 「なんで5月5日なんだよ。この忙しい時に! おまけに仏滅やし」 とブツブツ。 わたしだけやないですよ。女房どのも、義理姉らも、その娘も、です。 おまけに子どもも、もう1歳と5か月。 以前の日記にも書いたが、結婚祝いも、出産祝いも、初節句祝いもすませているのに、 「また、結婚祝いするのかよ?」などなどと。
しかし、本人たちにすれば、お腹が大きくなったところへあの地震、 甥っ子は祖母も亡くし、とても式どころではなかったんだろう。 なぜ、5月5日にこだわったのか? 式に出て初めてわかった。2年前の5月5日にとにかく籍だけ入れたらしい。 わたしら、いや、少なくともわたしは、冷ややかな目で見てしまういま風のふたり、でも、心に残る結婚式、披露宴になったろう。 会場は、女房どのの実家からさらに1時間半。 もどって、またご近所さんを集めて(披露宴にも出席しているのに意味が分からん?)お披露目宴会。 これに参加してたんじゃ帰りがいつになるかわからんと、明日のこともあり会場からひとり帰宅の単独行動。 須賀川駅で、あらかじめ押さえていた(これしか空いてなかったのだが)指定席を早められないか尋ねるが、「最終まで満席です」。
待合室では、巨人戦のTV放映が流れている。そうや、きょう長嶋さん、松井さんの表彰式やったんや。 長嶋さんなんて受賞が遅すぎる、とだれもが思う。わたしもかねがね思っていた。 5回で0−0。 「何が何でも勝てよ!」。
新白河で1本前(1時間前)の列車に乗り込むが、自由席がガラガラ。 那須塩原で小学校低学年らしい子ども二人を連れた女性が乗り込んできた。 隣の席を指さし「ここ空いてますか?」。 片方の男の子が「ありがとうございます」とわたしに声をかけ座る。 もうひとりの男の子は、どうやらすぐ後の席も空いていたようだ。母親は脇に立ったままだ。 しつけが行き届いていそうに感じたので、「ぼく、こちらと替わろうか?」。 二人がけの席に親子3人座れたのを見て、満足げな自分がいた。 小さな心遣い。 くそガキ親子だったら知らんふりしてた。まちがいなく…。
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