那須は穏やかな３か日。

今年も、大晦日からの抽選に外れ、元旦からの那須。
昨年同様、行きがけにアウトレットに寄る。まずは、わたしのズボンを買うらしい。
「冬のズボンはず〜と、いつも同じでかわいそう」だからと。本人は別にどうでもいいと思ってるんだが…。
考えてみれば、最初（昭和から平成に変わるころ）のヨーロッパ視察に備えて買ったものだから、２４年？　
よくはいてるよな。冬シーズンのお出かけというと、これ１本の品である（仕事着は何着もあります。念のため）。
もちろん、今回の那須にもはいて行った。
「ニューヨーカーだね」という娘に引き連れられて、
「これがいいんじゃない？」と一発決着も合わせてみると殿中を歩くほどの長さにショックも。
「お直しできますから」という店員の言葉に、「あたりまえじゃい！」。
「なんでズボン一本がこんなにするんだよ！」というような元値札がついている。
コーディネートした色柄のカーディガンを手に娘が「父の日のプレゼント」じゃと。半年先じゃがね〜。

わたしの用がすむと「はい、かいさ〜ん！お昼は勝手に食べてね」で、自由行動に。
一人放たれても、欲しいものもなければ見たいものもない。
本能で土産物、物産コーナーを回って時間をつぶす。

年末からの天気で、山は雪だろうとの期待もあったが、那須街道を上れど地肌が見えるだけ。
聞くと「山に当たって、おかげで、こちら（那須側）までこないんですよね」らしい。新潟は大雪だわ。
３日の朝になって、薄っすら雪化粧。

湯につかり、食い、また湯につかり、寝て、また湯につかり、２泊４食６湯の那須正月。
ごくらく、ごくらく。
あしたからまた働こッ！