2012/12/15 (土)
□9:50 江戸川台 忘年会
一般教養の日。午前中は、大学教授の「社会保障」。 「こりゃ、困ったぞ〜。退屈しなきゃいいが」の心配も無用だった。 歯切れがいい口調で、前半は年金の話、後半が社会保障。 「大学では1年かけて話すことを、2時間でですから、相当かいつまみますので…」が前置き。 だったが、「年金は身近な話だから、興味深く聴けたね」というのが大半の感想。 年金については、 「40年掛けて、約30年受給する。こんな長い期間の仕組みなのだから、予測できない変化がある。 人口・年齢構造が変わり、経済(物価)も変わる。歪があって当然」という。 ただ、いつから今の状況になったかというと、「昭和47年の田中角栄内閣の時」と指摘する。 それまでは、どちらかというと積み立て方式に近い形で、さらには人口増、経済の高度成長に支えられて順調だった。 しかし、田中内閣時に支給額を2.5倍に引き上げたが、掛け金の上昇幅は抑え、不足分は「後代負担」とした。 そこから、現在の賦課形式になったということだ。 その「後代」の人口減少に加え、掛け金さえ納められない(納めない)人が増え、現在の事態に陥っている。 もちろん、資金の間違った運用で消えた金もあるが…。
社会保障では、わが国の医療制度について、「世界でもトップクラスの保障である」と絶賛。 しかし、この制度もTPPへの加入で崩れる恐れがあるというのが医療界の見方だ。 閉めで、「この次の授業はないが」と断ったうえで「宿題です」。 落語の「花見酒」を例に挙げて、 「いまの15〜35歳の若い勤労者の46.8%が親の援助がないと生活できないという実態があります。 援助する親の金(年金)はどこからきているのか。この事態を打破するにはどうしたらいいか、考えてください」と。
放課後?は、班の忘年会。おおたかの森で途中下車。4時の予約が3時半。 「ハイ、幹事さん交渉してきて〜」と言うが早いか、みんなで入り込む。 「ダメなら中で待たせて〜」。強引である。OKが出て早めのスタート。 話題はもっぱら明日の選挙。 「なに、あのAさん!3年半前に投げ出した人の態度かよ!エラそうに!」手厳しいねぇ〜。でも、えらいん(しんどい)だよ。 「Iさん、話に説得力があっていいんだけど、顔がねぇ〜。あの顔はソンしてるね」顔で政治をやるわけやないやろ! 「Nさん、いいよね。話がブレないもんね。船橋の人はどなた? 絶対、入れたげてよね」船橋在住のお方:オレ入れない 「岩手のOさん、早く辞めればいいのに。大っキライっ!」(女性)わが女房どのもTVに顔が出る度にそう言う。
そして、宿題の話題に移ったが、「(子どもが)35までの親なら、まだ年金世代になってないよね?」 「いや、40、50でも親のスネをかじってるのがいるよ〜」。 宿題の答えらしい妙案は浮かんでいない。
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