2012/06/18 (月)
5時起きで、1番バスで関空へ、また1番ANAで羽田へ。 灰色の雲の上に、まだ雪の残る富士山が…。 珍しく、ホントに珍しく、所定の時間には飛行機を降りることができ、そのまま事務所へ出勤。 昨晩の飛行機で帰るより、もう1泊して今朝の便で帰る方がホテル代を含めても安い。不思議な料金体系だわ。
きのうの法事、父の妹の旦那さんの一周忌。 当然のことながら父のきょうだい(おじ、おば)が集まる。 姉が久しぶりに会う妹に 「おまん、ドーよ、えらい(顔に)シワ寄っちゃらいっしょ」 「何ゆうてんのよ、おまんの方がシワだらけやいしょ!」 (まあ、姉だけにそうじょナ) 前にも書いたが、男4人女4人の8人きょうだい。男2人(ひとりが父)と女1人(長姉)が亡くなっている。 「○○のおばちゃん生きてたらいくつになっちゃあら?」 「さあよなぁ、100は超えちゃあらよ」
さて、moriチャンさんの目に留まったこの「六十谷」。「むそた」と読みます。 有吉佐和子の「紀ノ川」の冒頭にも出てきます。 主人公「花」が紀ノ川上流の九度山村から中流の六十谷に船で下って嫁入りするシーンです。 「九度山」は婆誰坂のおばちゃんトコあたりと思うてください。その方がわかりやすい思います。 そこから車で小一時間ほど下流に六十谷があります。
「紀ノ川沿いの嫁入りはのう、流れに逆らうてはならんのやえ。みんな流れにそうてきたんや。 自然に逆らうのはなによりもいかんこっちゃ」
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