2011/12/17 (土)
「身が切れるほどの冷たさ」といい、「風邪ひきさんは外へ出るな」の厳しいお達しが。
いまさらですが、「還暦」とやらを小和田哲夫先生の書物でひもといてみました。 十二支には子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥があり、 それとは別に十干というのがあって、こちらは甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸がある。 この十干を順に2つずつ、五行「木(き)」、「火(ひ)」、「土(つち)」、「金(か)」、「水(みず)」にあてはめ、 それに陽をあらわす「兄(え)」と陰をあらわす「弟(と)」を順に組み合わせる。 これが「えと」のいわれだそうな。
「十干」と「十二支」とを順番にそれぞれ組み合わせていくと60種の組み合わせができる。 これを「六十干支」または「十干十二支」、または単に「干支」(えと)という。 甲子(きのえね)→乙丑(きのとうし)と順に進み、壬戌(みずのえいぬ)→癸亥(みずのとい)で一巡して最初の甲子にもどる。 一巡には日にあてはめると60日、年にあてはめると60年かかることになる。
今年は、「辛卯(かのとう)」の年。 その前の「辛卯」の年は、1951年・昭和26年ということになる。 では、過去を遡って、「辛卯」の年はどういう年だったかというと、 自然災害など天変地異や予期せぬ出来事が起きやすく、一方で新たな発展へ向かう年とある。 今年の元日のこの日記には、「新しいことが起きる年」と記したが、「天変地異」のことには触れなかった。
では、昭和26年はどんな年だったのか?
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