恐るべしどうや会老人力。
2011/11/06 (日)

ame.gif □畑バーベキュー 11時

朝、雲の切れめがなく、いまにも降り出しそうなどんより空。
ネットでウェザーニューズ確認。一日雨マークでほかの時間帯は1ミリだが、昼前後だけ3〜4ミリ。

こりゃ中止やろ! と思いながら、Kさんに電話確認。
こちらから問う前に、
「いま、見てきたけど、下は大丈夫そうだから、やっちゃおうぜと思って。9時半ごろ来てくんないかい」
その時間に畑に行くと、もう4,5人集まってコンロに火を起こしている。
別の3,4人は買い出しに行ってるという。

「オレの大根はどうや!」
「ワシのほうれん草はどうや!」
と、自慢をしあうことから名づけられた「どうや会」。
きょう集合したのは、84歳を筆頭に40過ぎまで。わたしゃ、2番目に若いションベンタレですわ。

メインが到着して、さあ焼くぞ〜! としたときにサァーとひと降りきただけ。
あとは、お天道さんも、いつ降ろうか、いつ降ろうかと様子をうかがってる感じだけど、
「老人パワーに負けて降り出せないんじゃないの」というほどで雨を振り払ってしまったみたい。
酒が進み、興に入ってくると戦争体験話まで。
「5人兄弟の5人が戦地へ行って、5人とも生きて帰ってきた。隣の家は、2人行って2人とも死んでしまった。
 ただただ、生きて帰ってきたのが、申しわけない思いだけだった」などと…。

きのう、陽が沈みかけるころ菊の花を摘み穫りに行き、女房どのに酢漬けにしてもらう。
きょうの箸休めにと提供したのだが、意外と
「初めて食うよ」
「畑の黄色の花って、あれ、食用だったの?」 
などと、宣わくお方までいたりで、まずは好評。
「これ、奥さんが漬けたの? 酢と砂糖の加減が絶妙だね。うまいわ」
実は市販の合わせた酢があるんですよとは、とうとう言い出せなかった。

片づけるまでとうとう雨はほとんど降らず。
二次会に河岸を変えたとたん強い雨。
「やっぱり、老人力だね」
外が暗くなって、お開きで帰るころには、また雨は上がり。
「恐るべしは老人力」。

…だもんで畑作業も収穫もなし。

 
蘖ひこばえの菜園作業メモ
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