2011/06/17 (金)
今朝の読売新聞「編集手帳」。
「電気がなかったら暮らせませんよ」 「そんなことないですよ」 「夜になったらどうするの!」 「夜になったら眠るんです」
TVで観たあの純と五郎のシーンが目に浮かぶ。 そうなんや、お天道さんが昇ると同時に起きて、沈んで暗くなったら寝る。まさしく農家の生活そのもの。
その倉本聰さんが、今回の震災を受けて「ヒトに問う」と題する文章の中で、 「町が暗いのは危険ではないか。『危険と思えば外へ出なければよい』。その夜にも仕事がある。『そんな仕事は作らなければ良い』…。このいわば暴論を通して倉本さんは、夜は暗く、夏は暑く、冬は寒いWあたりまえ≠フことを<敵にし征服しようという敵意に満ちた挑戦>はもうやめにしようと訴えている。」
いつか聴いた講演で倉本さんが言ってた。 「種を発芽させるのに腹に巻きつけて、体温を利用するのです。塾生(富良野塾)にはそう教えてきました」
「シンジラレナ〜イ」おはなし。 電車通勤をしているといろんな人を眺めることになる。 そのなかでどうしても理解できないことがある。 電車に乗ってきたとたん、ドサっとカバンを床に置く人がいることである。 学生であり、ビジネスマンだったりするが、 それから何をするかといえば、ゲームだったり、漫画本だったりする。 めんどうなことに、こういう人たちは往々にして電車が混んできても動こうとしない。
さて、自分はどうかと考えてみると、立っているときは、カバンはまず手に持つ。 本を読むときはカバンをショルダーにする。決して床には置いたりしない。 網棚にも載せない(以前、間違えられた? 間違えた?ことがあるから)。 たまに床に置くことがあるとすれば、大きな荷物があると座れたときに足の間に置くくらい。 このときも、カバンは膝の上。 今朝は雨模様。 当然電車の床も濡れている。それでもお構いなし。周りで3人そういう人がいた。 それがフツーなのだろうか?
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