2011/05/20 (金)
やっぱり、まだ米の消費が減っている。 昨年の1世帯あたりの年間支出金額は、米とパンの差が433円まで縮まった。 10年前は1万2千円以上開きのあったのが、だ。 パンに麺類を加えると確実にそちらの方が多く、1.5倍くらいになる。 10年前に比べると、米の支出金額は約3割、購入数量は16%減っている。 パンや麺類の支出金額は10年前から大きく増えているわけではないのだが、 米の価格が下がっているうえ、消費が減っていることによる。 でも、これはあくまでも金額ベース。量でみると、わずかだがまだ米の方が多い。 が、このままいくと、「日本人の主食」が入れ替わる日がそう遠くない?
ΦΦΦΦΦ ΦΦΦΦΦ ΦΦΦΦΦ ΦΦΦΦΦ ΦΦΦΦΦ バターの在庫が、また、急激に減っているらしい。 農水省によると3月の期末在庫が昨年に比べ36.7%減の2万600トンで、 2008年(もう3年になるのか!)のあのころの水準という。 そう、スーパーの陳列棚からバターが消えたり、購入個数に制限が出たころだ。 昨年夏の猛暑で乳量が落ち込んだうえ、 チーズや生クリーム向けの需要が堅調だったため、バターへの仕向けが減ったのが大きな要因。 さらに、震災の影響で、今後も生乳生産の減少が見込まれ、バターの増産は難しいとのことだ。
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