2011/04/06 (水)
やっぱりな〜、出てきたよ。 中国産とふとどき者。
外食産業にこれまで北関東産などの農産物を納めてきた卸売業者が、中国産に切り替えるよう求められているそうだ。 当然、起こりうることと予測できたことなのだが、 この卸売業者も「餃子のときはあれほど中国産を敬遠していたのに」とあきれながらも、 「不安を抱く消費者がいる限り、多少は仕方がない」と、なかば諦めて対応しているという。
また、あるスーパーは、該当産地というだけで、震災前に納品したものまで返品してくるという。
そんな外食屋やスーパーは、名前を公表してやれ! と、思うが…。
それと、道路がある程度整備され、震災被害見物などというけしからん輩が出始め、交通規制をかけているというニュース。 そんなことにガソリン使うな!
またまた、「週刊ベースボール」の清武英利氏の執筆寄稿。 巨人の星孝典捕手の話。 宮城県名取市の出身で、今回の巨大津波で祖父母を亡くし、両親も避難所生活を送っている。
「地震から間もなく、星はチームメートやファンに呼びかけダンボール約80個分の衣類やベビー用品、マスク、歯ブラシなどの衛生用品を集めた。それを妻や娘らとワゴン車2台に詰め込み、3月28日未明に6時間半かけて名取の避難所に運んだ」
そのあと、南三陸町まで走り、計26時間をかけ、徹夜で帰ってきてチームに合流したという。
「野球選手一人が行ったところで何もできないという無力さを実感して帰ってきました」
(中略)
「星は激励に駆けつけ、自分自身も打ちのめされてきたのだ。『すぐれた魂ほど大きく悩む』と小説家の坂口安吾は書いている。」
(中略)
「実は考えれば考えるほど、何をしたらいいのかわからなくなるのです」
(中略)
「チーム合流のあの朝、星の挨拶を聞いていた二軍トレーニングコーチの伊藤博は、次のようなことを私に書いてきた。 <(中略) やはり自分の仕事に邁進して、それが間接的にでも社会に対して何らかの影響を与えるという部分で貢献するしかないのであろう。こうして野球が出来ている日々に感謝の念を忘れてはいけないとあらためて思う>」
恥ずかしながら、自分とて画像で流れる被害状況を見ているだけで、 その場へ行って手を差し伸べることもできない。 行ったところで、何をしていいのか、ただ、呆然と立ち尽くしているだけだと思う。 社内ででも募金活動があり、金額を書き入れて提出したが、 全体で集まった金額が少なかったのか、再度、半強制的に役職にあわせて金額希望を示してきた。 最初に、自ら提示した金額の10倍だ。 でも、こういう形でしか、役に立てない。 あとは、「生かされている」いまに精いっぱい感謝し、与えられた立場で仕事に尽くすしかない。
うれしいニュースを聞いた。 気仙沼だったか、瓦礫を取り除いたあとに、ジャガイモを植えた、と。
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(1) 昼飯は、後輩連中と青空の下、弁当花見。 上野は雪洞に灯が点かず、7時前には引き上げるそう。
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