懲りずにTPPのこと。
2011/01/26 (水)

harenotikumori.gif 夕方になって、すこしパラパラきたのか路面がぬれてた。

今日の新聞記事から。
農水省がTPP参加の影響を試算している。
関税率が10%以上で、国内生産額が10億円以上の19品目について、生産量減少率と減少額。

米 90% 1兆9,700億円
甘味資源作物 100% 1,500億円
でんぷん原料作物 100% 200億円
加工用トマト 100% 300億円
小麦 99% 800億円
こんにゃく芋 90% 300億円
パイナップル 80% 10億円
大麦 79% 200億円
牛肉 75% 4,500億円
小豆 71% 200億円
豚肉 70% 4,600億円
牛乳乳製品 56% 4,500億円
落花生 40% 100億円
茶 25% 300億円
いんげん 23% 30億円
鶏肉 20% 1,900億円
かんきつ類 9% 100億円
りんご 9% 100億円

さらには、日本からの対米輸出は乗用車関税2.5%など、
交渉参加国の工業品の関税はすでに低いため、関税撤廃の経済効果は小さい。
交渉参加9か国の市場規模のうち、アメリカが占める割合は9割を超える。
日本がTPPに入ることで想定される最大のメリットは、
米国への輸出が増え、製造業で国内の雇用が増えることだ。
しかし、政府が発表したTPPの経済効果を試算した川崎研一コンサルティングフェローは、
「価格効果の面では、関税撤廃に比べて為替レートの変動の影響が大きい」とし、
関税撤廃で生じる自動車などの価格競争力が、円高で相殺される可能性を示唆する。
さらに、「自動車は国内で生産したものに競争力があるため輸出が増えるが、
すでに海外での生産が進んだ電気機械は、現地生産がさらに増える」として、電機機械分野では、国内の雇用が減るとみる。

…だってよ。

 
蘖ひこばえの菜園作業メモ
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]