2011/01/17 (月)
ワシントン時事によると、TPPに関するアメリカとの2国間の事務レベルの協議が終わったという。 当然のことながら、日本がTPPに参加すれば、 広範な分野でFTA以上の自由化を要求してくることがわかった。 結局は、アメリカとの2国間の貿易問題が最大の課題となるわけで、 昨年12月に米韓FTAでアメリカが韓国に認めた関税撤廃の除外品目は米くらいしかなく、 それ以上の要求を覚悟しなければならない。 日本も例外を認めさせられるのは米ぐらいのものであろうし、関税撤廃まで実施期間があるとはいえ、 それさえも10年以上とするのが精いっぱいだろうとの見方がある。
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