霜除け。
2010/12/19 (日)

kumori.gif 朝から太陽を見ることもなく、風はないものの寒い一日。
2,3日前の朝には、通勤途中の畑は真っ白。霜柱さえ立っているのが見えた。
「えんどう類に、そろそろ霜除けをしなきゃなぁ」と気になっていた。
HCに寄って藁を買い求め、畑へ。バインダーでくくった2束で480円なり。

昼飯を挟んでの作業。
区画外の植え込みに這わせていたはやとうりの蔓が、霜にあたったのか変色し、ちりちりに。
それぞれの節、節に小さい実が数え切れないくらいついているのだが、もはやこれまで。
それでも、蔓をむりやり引っ張っていると、ボトン、ぼとんと三つほど大きめのが落ちてきた。
放任だったが、もっと蔓を剪定すればよかったか。

区画の北側ネットに絡ませようと播種したえんどう類。
株元に籾殻をばらまき、藁を立てかけ、さらに竹の葉っぱを差しておく。
ここで、昼飯前のタイムアップ。
娘の午後レッスンに合わせ、「12時半までには帰って来て」と言われていたので。

昼飯後、再び出動。
少しばかり残していたヤーコンを掘る。
掘るというよりも、枯れ枯れの樹を引き抜き処分した、といった方が適当か。
3,4株(それさえも確定できない)引いて、
卵大の何とか食えそうなのが2つ、種球に使えそうなのが7,8個ほど採れそうな塊が一つ。
過去、最悪の出来。
いつぞや、野菜認定士のTさんが「年々下手になる」と言っていたが、
土が弱ってくることだし出来が悪くなるかも知れないが、今年は何はあれ、天候のせい。
ヤーコンのついでに、山芋(たぶん1年もの)に行き当たったので、ていねいに掘る。
途中で、やはり折れてしまったが、珍しく最後まで引き抜けた。
そうこうしていると区画向かいの、畑先生のTさんが一輪車を押してやって来た。
出会うのは、ほんとに久しぶりだ。
畑談義をしていると、そこへKさんも加わり、とたんに年寄りくさい話になる。
「どこそこの、あの人が亡くなった」
「こないだいっしょにゴルフで回ったあの人も亡くなった」
「今年、4人の葬式に行った」
「みんな若いのになぁ〜」
聞くとみんな10年は早いと思う、70代半ばで亡くなってるらしい。
「オレたちもそのうち、だよな」などと言う。
「いやいや、こうやって畑で体を動かしてると元気を保てますよ」
「そうだな〜」と、言ったところでKさん、えんどうの霜除けに目をやり、
「お〜、また、マメなことやったね〜。毎日来てても適当なのに、土日だけの方がずいぶんとマメだね〜」
「うん、豆だからね。霜除けのつもり」
「ところでTさん、今年はもうここまで来たから、忘年会というわけにいかないんで、年明け早々にどうですか? どうや会…」
「うん、そうだね」。
このTさんが長老らしい。
「○○さんも、土日なら大丈夫だよな」とわたしにもお声がけ。
「はい、ありがとうございます」と返事をしておく。

◆収穫◆山芋、ヤーコン、菜の花

i0 i1 (1) 2束480円なりの藁を薄く広げて北風カバー。
手をかけてんだからしっかり育ってくれよ。
(2) 霜にあたりチリチリの葉っぱ、やっと3個大きくなっていた。
ひとつはしもやけ状態。
(3)
 
蘖ひこばえの菜園作業メモ
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