2010/08/13 (金)
犬や猫が大好きな人にとってそれは家族であるように、畜産農家にとっても家畜は家族なんですよね。 今回の口蹄疫で、否応なく、その家族を一度に何百頭という単位で殺処分された農家の無念さはいかばかりだろうか。 おそらく、この記事のように一頭一頭、別れを言いたかったに違いない。 29日に宮崎で、「新生! みやざきの畜産」を誓う1,800人規模の総決起集会が開催されることが決まった。 もちろん、犠牲となった29万頭の家畜の慰霊も行う。
時は盆。 またまたご先祖さまにご無礼をしてしまった。 おとといの夜、母の弟・叔父に電話して、帰らぬ無礼の許しを請う。 その何日か前、まだ帰宅せぬ留守の間に、 「無理して帰って来んでええよ」 という電話をくれたらしいが、改めてこちらから電話をする。 やはり、 「金もかかるし、別に参らなんでも、みなわかってるから、とやかく言う人はおらんよ」 と言ってもらえ、それに甘んじる。 父方の叔母は墓参りをしてくれるというので、供花だけお願いしておいた。 お寺さんにもその旨を連絡する。 「じゃぁ、墓に塔婆を建ててお勤めだけしときますよ」 と、すべて甘んじることに…。 13日の夕方、糊がバリバリに効いた浴衣を着せてもらって、祖母に連れられ、 提灯をぶら下げて、お寺の墓まで仏さんを迎えに行った。 そんな、自分の姿がぼんやりと浮かんだ。
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