2010/06/01 (火)
目覚めはぴったり5時。 迷うこともなく畑に向かう。 きゅうり苗とズッキーニ苗、それに種を播いたスイスチャードに水やり。 きのう、出勤して間もなく、社の受け付けが紙袋を一つ届けてくれた。 新聞に包んだ葱苗だった。 どうやら、他の部署で勤務する先輩が、出勤前に本社に寄って、置いて行ってくれたらしい。 先週、昼飯をいっしょに食いながら、 「ひょっとして、今年も葱苗、期待してるかい?」と聞くから、 「うん、もちろんですよ。待ってるんですよ」と答えた。 「今年、あまりよくないんだよな〜。少しくらいならなんとかなるかなぁ。来週持ってくるよ」 「余ったら、でいいですよ。無理せんでね」と遠慮気味に言っておいたのだが…。 それを持って、とりあえず、畑にまとめて埋めておく。
6月1日。 2か月の研修を終えた新入社員が職場に配属される。 その一方で、きのう月末、定年退職者がいる。 紀州から出てきて、最初、利根川のほとりの寮に入ったのだが、 その時一緒になって遊んだ仲間であり、先輩があいさつに来た。 「早いよなぁ、もう還暦だよ」。 あのころの国鉄は、3日も、4日もストをやってて、その間、利根川の河原で野球をやって遊んでた。 懐かしい時代だ。
わが身も、あと1年と7か月。 きょう人事部長が、「次年度、定年を迎える方の意向調査です」と書類を置いて行った。 再雇用嘱託という道がある。 先日、和歌山のさるお方が、「帰ってきて、和歌山で(今の会社の)仕事をせんか? 俺がいる間によ〜」 「おまんがやってくれたら、こっちも助かるんやし、その気あるんやったら、会長に頼むさかいに」 「1年半あるんなら、ゆっくり考えよらよ〜」と、ありがたくも声をかけてくれた。 ふるさととはいえ、今やみなし子、家なき子の当方、 慣れきってしまったこちらの生活を見切って、いまさら環境を変える勇気もわいてこないのが正直なところ。 さてさて、どうするか? 女房どのや娘は、ぜったいついてこない(だろう)。
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(1) 再雇用嘱託の先輩が置いて行ってくれた下仁田苗。
(2) 「赤玉の極み」、ひとつだけ収穫に値する大きさのがあったので、お初。
(3) 九条太ねぎ、ウチのはまだまだ針金。
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