教えたがり。
2010/05/22 (土)

kumori.gif 目覚めは早かったが出遅れ、いつもの散歩、気乗りせず途中でショートカットで畑立ち寄り。
競輪のあんちゃんの大きな声が畑中に響き渡っている。
見ると、不動産屋がやっと動いたのか、空いた区画に新しい人が来始めているようだ。
斜め向かいの区画も次の借り手の方が来ており、女性でもあり、かのあんちゃんが手取り足とり教えている。
このあんちゃん、「いいじゃないかよ、楽しんでやりゃぁ」と他の人が言うほど、ああだ、こうだと人に言いたがる。
そんなことを何も知らない新人女性は、「はい、はい」と素直に聞いている。
それで時々、「ねえ、そうだよね」とこちらへ同意を求めるが、
「いや、人それぞれやり方があるから」とこちらは逃げる。
「ここの人は熱心で上手だから、教えてもらえばいいよ」と、挙句はこちらへふる。が、
「いや、聞いてくれれば、わたしのやり方、考えを教えますけど、押し売りはしませんよ」と言っとく。
教え魔は教科書どおりのことをいうが、狭い借り農園で、
さらに土日ファーマーではそのとおりいかないのがほとんど。
これが正解という答えはない。

で、あんちゃんが帰った後、いつもの長老組が寄ってきて、
「やっと静かになったな」
「ありゃ、自分のとこちゃんとできてないのに、色々、ああだこうだ言ってくるから気をつけた方がいいよ」
「耕しだけやってもらって、後は自分でやります、と言っとけばいいんだよ」
「この人には教えてもらえばいいんだよ。近くだし、いろいろ上手にやってるし…」
と、おいおい、またこっちへふるのかよである。

で、よかったらと、とうもろこしの余り苗と勝手に発芽の青紫蘇苗を差し上げる。
「モロヘイヤとつるむらさきも、いまポットで育ててるから、よかったら…」。
モロヘイヤは種を播いたが、つるむらさきは勝手に発芽をポットにあげたもの。

長老組の中には、わが区画を見て、
「○○さん、あの苗はどうしたの?」ととうもろこし苗を指さす。
味来14の種を播いたのに、待ちきれずに10連結苗を購入。
貧乏性だから? いやケチだからか、1か所に3本出てるとそれをばらして1本ずつ植えたがる。
だから、新人女性にもそれをわけてあげられた。
(もちろん、ばらしたものを一定期間ポットで育てる)

で、味来14は植えてくれるのを待ってるってわけ。
「植えるところが空くのを待ってるんだけどね〜」
「早く植えないと、苗が老化しちゃうよ〜」と、ご老人に言われた。
「そのとおり!」

そんなもんで、枯れ上がってきて、これ以上たいした収穫も望めない絹さやの一角を処分。
掘り起こして、いきなり味来14を植え付ける。
石灰も、元肥もなし、植え付け穴に野菜用堆肥と炭化籾殻の混ぜたものを少々。
豆のあとの禾本科だからいいじゃろと、これまた勝手な解釈。
失敗したって、だれに文句を言われるわけでもない。

◆播種・植付◆ズッキーニ・ポット上げB、モロヘイヤ・ポット上げ、とうもろこし(味来14)定植、空芯菜定植

◆収穫◆蚕豆(初もの)、絹さや、スナックえんどう、蕗、にら、白たまねぎ、アスバラガス

img059 エネルギー 20100522掲載
img059 エネルギー 20100522掲載 posted by (C)hikobae

i0 i1 i2 (1) きゅうり5節目小きゅうり。
なすのビニールキャップを外す。左・千両2号、右・庄屋長なす。

小トマト発見。左・シンディースィート、右・アイコ。
(2) 上:今年も手抜き、ずぼら。玉ねぎあとにそのまま空芯菜。


下:味来14。
(3) 初収穫蚕豆。
 
蘖ひこばえの菜園作業メモ
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