2010/03/01 (月)
夜になって、予報どおり雨が降り出した。
弥生3月の1日、春。 去年も書いたが、「2月」より「3月」と聞く方がいきなり春になる。 でも、あすの東京は真冬並みって言ってる。
きのうの津波警報・注意報について、 気象庁が「津波の予測が過大であったこと、警報・注意報が長引いたことをおわびしたい」 と謝罪したそうだが、その逆のことを考えれば何も謝ることはない。 確かに、結果的に過大な警戒予測で、避難を強いられ不自由な時間を過ごした方もおられようし、 交通機関・道路等でも影響を受けた方もおられよう。 しかし、沿岸に住んでおられる方の身の安全を考えれば、過大な警戒でも致し方ないのではと思うが…。 ただ、あの地震津波監視課長、ああいう深刻な会見場面ではかわいそうな顔をしてるな。
今日付の日本農業新聞「女の階段」。
「いとこの家に行こうとして、同級生の行広君の家の前を通ると、青い自転車がある。 ぼくはほしくなってたまらなかった。 父ちゃんに『買ってくれ』と頼んだ。『そんな銭なんかねえ』と、怒鳴られてしまった」 「今度は母ちゃんに言った。『今はムリだけど貯金ができたら買ってやるよ。ガマンして』と言ってくれた」 「ぼくはうれしくなってとびはねた。あとでその自転車は行広君が養子になるので、 その記念の品であると聞いてかわいそうになってしまった」
これは小学4年生の時に、長男が書いた作文です。 朝礼で読んだそうで、職員室でも話題になったと聞いています。 「おじいちゃん、安心して。息子は今、大型車でサツマイモの出荷に汗を流しているよ。日本一を目指していますよ」。 毎日、仏壇に香をたきながら報告しています。 (茨城県行方市の84歳女性)
このお母さんの歳恰好から行くと「長男」さんは、たぶんわたしと同年代だろう。 広い畑で、車にサツマイモを積み込む「長男」さんの姿が浮かぶ。 「日本一のサツマイモ」。 目標を持って、毎年毎年、芋づくりに専念してるんだろうな。 どんなにうまい芋なんだろうと思ってしまう。
|