2010/02/08 (月)
婆誰坂のおばちゃん & ふみさんへ。 きのうのBBSの続き。
わが仕事ででも関わりがあるPTA会長に電話を入れる。 先に向こうから、「ちょうどよかった。先輩にお願いせなあかんことがあんねん」。
普段使わない「先輩」という言葉を使うからには、こちらと同じ件やとわかったが(こんな時だけ先輩や)、 「何やねん?」 「うん、21世紀枠の…」と言いかけたところで、 「こっちも、その件で電話したんや」 「そいでな、その封書が来たけど、見たら、PTA会長やってんねんな? えらい大役を引き受けちゃあらいしょ!」 「いま、大変なんですわ。ご協力をぜひお願いしますよ。何口でもええですよって」 「そんでもな、今はやりの振り込め詐欺ちゃうやろなぁと、いっぺん確認しタレ思うて電話してん」 「ちゃいます、ちゃいます、ほんまもんです。ホンマ、何口でもええよって」。
聞くと、話の感じでは、PTA会長としてノルマらしきものがあるような雰囲気が伝わってくる。 「○○はん通した方がええんやったら、振り込まんと、直接、大阪の誰かに届けさせるわ」 「ほな、そうしてください」 「(仕事)休んで(甲子園へ応援に)行くんやろ?」 「21日からで、その1週間前に組み合わせが出たら、休みとらなアカン思うてるんですわ」 「それまでに、ウチの仕事、ちゃんと片づけといてくれや」。
いったん受話器を置いて、今度は大阪にいる和歌山県担をつかまえる。 かつての部署の後輩。 「甲子園出場おめでとうございます」といきなりや。 「お〜ッ。『お〜ッ』って偉そうに、自分が出るわけちゃうのになぁ〜」と。 「寄付金、お願いせにゃぁ、言ってましたよ。○○は、一口100万や言ってました」 「アホなことゆうな! 近々、和歌山行けへんの?」 「今週、来週は、仕事の予定はないですけど、行きますよ」 「なんやそれ。わざわざ行くことないんや、ついででええねん」 「いや、行きますって。それだけのために…」 「ほな、立替えといて。あとでEメールなり、FAXで送るから」 「何をです? 小切手ですか?」 「あのな〜。一口5,000円の……」 「むくち? 無口ゆうんちゃいますやろね。わしゃぁ、無口な男だからと。6口?」 「いや、4口」 PTA会長に電話するまでは2口でええかなと思っていたけど、直接電話で話をしたら、勢いで4口かなと考えていた。 「もう、たぶん○○さんが生きている間はないんですから、ドンと行きましょ、どんと」 「あんなぁ〜、その、どんとよう行けへんのやわ」 「そうでしょうね。自分のところにも同じような話が来た時のことを考えたら、そんなもんでしょうね」 「何でもええから、ほな、行く時連絡くれや」
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(1) 「一目百万、香り十里」
南部の梅干し屋さんから届いた梅の花。
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