2010/02/04 (木)
昨夜は予定になかった雪。 で、今朝は厳しい冷え込みで、雪も溶けず道路も凍っている。
窓の外は凍てつく寒さだった昨夜、イチローと肩を並べて散歩している夢を見た。 たぶん、どなたかの日記にイチローの言葉が出ていたからだと思う。 どこを歩いていたのかわからないが、川崎まで行くという。 (なんで川崎? ジャイアンツ球場があるから?) ときおり、ランニングを混ぜている。 サインをもらおうと色紙を持っているのだが、言い出せる雰囲気ではない。 でも、「普段の食事は、どういったものを摂っているのですか?」などと歩きながら聞いている。 「どんなって、みなさんと同じようなものですよ」 「じゃあ、おにぎりなんかも食べますか?」 「おにぎり、大好きですよ!」 そこへ、雪国の駒子が登場して、 「じゃあ、わたしがおいしいおにぎり屋さん知っているから、これから行きましょう!」
覚えているのは、ここまで。 (しょうもない! ってか)
昨日の読売新聞「食ショック」シンポ。気になった発言だけ書き出してみた。
出席パネラー 平石博・新潟県米農家 安藤弥生・ユーコープ事業連合品質保証本部長 谷口信和・東京大学大学院農学生命科学研究科教授 中村靖彦・農政ジャーナリスト(コーディネーター、元NHK)
中国を列車で移動した時、800q見える景色はずっと小麦畑だった。林の木の間や道路の間際まで植わっている。 そして、言われました。 「われわれは日本の食料を支えることはできるが、日本はわれわれの食料を支えてはくれないからね」 だから、栽培できるところはどこでも栽培するんだ」。
先進国とは農村が美しい国だともいう。
種を播いて育て、1本の木から1本しか穫らないトウモロコシが100円でできることなどないという現実を消費者に知って欲しいですね。 激安価格競争のなか、安くなければ仕入れない、という量販店の考えは生産の現場に大きく影響する。 再生産のことを考えてもらいたい。
「食」についての考えにこれという正解はない。 でも、食について、農業について、一瞬でも考えてくれれば、意識してくれれば、それでよいと思います。
小学校の授業に農業体験を取り入れるのは大賛成。 鳩山首相は先日の国会演説で「いのち」という言葉を26回使ったが、 あれとはまた違った意味の「いのち」を、食べ物からいただくという経験をしてもらいたい。 それも、お膳立てされたことをするのではなく、耕作放棄地がたくさんあるのだから、 そこを焼き払い耕すことから始め、6年かけてでも「食べることは生きること=いのち」を学ばせて欲しい。
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