亡き母の一周忌で紀州里帰りへ。
と、いっても生家ではなく、訳あって、叔父の家で厄介になる。
娘はピアノレッスンがあるため終わり次第の後続、女房どのとふたりで出かける。
暖かく晴れ渡った青空。
「こりゃ、富士山が期待できるぞい！」。
ところが、熱海を過ぎたころから雲が出てくる。あらっ？　って感じだ。
しかしながら、またまたところがどっこい写真のような富士山が…。
おっ、あそこでモグラと相撲をとってるンは、みふぃさんじゃあ〜りませんか？　
と、思ったら、畑に出たのは午後じゃったんだと。わたしらが通ったのは午前中じゃわ。
そしたら、娘からメール。
「町田の加藤ファームからプリンが届いたんだけど、20個もあるから生徒さん（ピアノの）にあげていい？」ときた。
先日の会社の大運動会（いまどき、です）の賞品が送られてきたのだ。
もちろん、競技の賞品違いまっせ、抽選会の賞品です。
「いいよ。Ｔさんちへも５つほど置いてきて」。
このＴさん、わが家のすぐ近所で車の修理工場をやっていて、地域でも面倒見屋さん。
わが家を留守にするときや娘をひとりにするときなど、声をかけていく。
「あいつのことだから気がきかんで、生徒さんには１個ずつしかもたせないんじゃないか」
と女房どのと話し、メールで問うと、
「Ａさんには３個、Ｂさんには４個、家族の数だけちゃんとあげました」と返ってきた。
よしよし、成長してるな。
（って、いったい、いまいくつやねん…）

(1) みふぃさんとこの畑から見た富士山。 （なわけないやろ！） (2) (3)