2009/11/11 (水)
□IFEX 幕張メッセ 〜14日
昨日の午後から、叙勲の伝達式出席のために上京した、わが組織の元お偉いさんの対応。 なんせ、もうすぐ83歳。 ずいぶん前から農水省の担当官と打合せをしていたのだが、 勲章をもらうようなお方は、当然のことながらお歳を召している。 だから、気の遣いようは半端ではない。 「皇居での天皇陛下拝謁では、1時間ほど立っていなければならないが大丈夫か」 「バスの乗り降りは一人でできるか」など、何度打ち合わせをしたことか。 で、きのう上京し、今朝は雨の中、農水省へ案内。 赤松農水大臣が壇上から降りて、ひとりひとりの席まで行き、勲記と勲章を手渡す。 その後の祝辞は、官僚に頼らず自分の言葉で話すと思いきや、 あらかじめ壇上に用意されていた巻紙を読み上げるだけ。 おまけに、目も通していないんじゃないかと思われるようなお粗末さ。 皇居へは、本人と配偶者しか行けないので、そのまま、農水省で待機。 本人が戻ってから、ホテルへお連れし、写真撮影。 それが終わると、グループの現執行部による祝賀会と、あわただしい一日だった。 わが身には縁がないことではあるが、勲章を受ける本人にとっては、感慨ひとしおのことなのだろう。 内示を受けるまでの期間、内示を受けてから公表されるまでの期間、 公表されてからは、お祝いに訪れる人や祝電がとぎれなかったそうだが、 勲章を手にするまでは何事もなきようにと祈るのがこちらの精一杯の気持ち。 勲章を手にして地元へ帰られたから、まずはよかった、よかった。
次は、その後任のお偉いさんの準備にかからねば。 このお方も82歳、時間がない。
-
|