2009/02/05 (木)
今朝の通勤、乗換駅でのこと。 快速電車の発車のベルが鳴り終わっても、電車のドアが一向に閉まる気配がない。 向こう側の緩行線は動いている。 「はぁ〜」とため息をついたところで、駅のアナウンス。 「○○駅におきまして、人身事故が・・・」。 またかよ〜。 だが、みんなは黙って緩行線の方へ移動する。文句のひとつも言わない。 エライ! 人波について、階段を上るがすでに人であふれ、ホームに降りるのにひと苦労。 やっとの思いで乗り込んで、途中駅で振替乗車を利用しようとしたら、 その駅で止まっていた快速が動くというアナウンス。 そちらに乗り込んだが、これが選択の誤りだった。 動くのは動いたが、次の駅でまた「運転見合わせ」のアナウンス。 乗客はまたぞろ、改札に向かい振替乗車票をもらう。その列に入ろうとしたら、また「動く」と。 覚悟を決めて、快速電車に戻り、座って待つことにした。 幸い、先日のオバマ氏の演説の新聞を破り持っていたので、十分、それを読む時間ができた。 いつもより、40分遅れで事務所に到着。 朝から疲れた。
石波農水大臣の「米生産調整に選択制」の発言で、自民党農政が大反発。 副大臣はじめ自民党農林族議員が真っ向から反対姿勢なのだ。 大臣の発言は、米の生産調整見直しの手法の一つとして、 生産調整への参加・不参加を生産者が自由に選び、参加者にだけ所得補償をするという構想。 選択制にも、メリットはある。 所得補償が厚くなれば生産者は魅力を感じ、不参加者を減らす効果が期待できる。 が、問題は、その財源の確保。 そして、不参加者は自由に米を作ってよいとなれば、さらに米が過剰となり、 価格が暴落するという大きな課題が残る。 また、選択制については、これまでも何度も議論しながら、この2つの問題があって進められなかった。 米の価格が下がれば消費が増えるのではないかと楽観視する意見もあるが、 今でさえ苦しい農家が生産を維持できうるかどうか限度もある。 今でも、日本人の腹を満たす米は安いと思うが。
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