のち曇りのち晴れ。
県人会の忘年会案内が届く。

帰りの通勤電車の話。
若いころ（っていつのことかわからんが）は、５分、10分の電車を待つのがいやで、
立ってでも、すぐ発車する電車に乗っていたものだった。
まれに、同方向にいっしょに帰る先輩が、「座って帰る」と次発電車に並んでも、「お先に」と。
ところが、いまは、「くたびれたな〜」と感じることが多く、
座って帰りたくなる。
きょうも、一瞬の迷いの後、次発に座った。
こういう時って、えてして裏目に出る。

「〇〇駅にて、線路内に人が立ち入ったため、この電車はしばらく停車いたします」
乗換駅の手前で止まってしまった。
１本前の電車は、ホームに入って停車だという。
毎日、まいにちかんべんしてくれよー、である。

［四季］１１／７
掲載日：08-11-07
草のことを調べようと、いくつかの書籍を読んでいたら、植物学者の横内斎博士が書いたものに、「植物で一番短い名と長い名を知っていますか」という書き出しのものがあった▼「ちょっとヘドモドして答えられないでしょう」とからかった後で、「一番短い名はイで、一番長い名はリュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシというのです」と明かす。イつまりイ草は何とか浮かんだが、「リュウグウノ・・・」は思い浮かばず▼水深の浅い所に生える海草・アマモの正式和名だ。そういえば、アマモが波に揺れる様は、乙姫様の髪の元結が切れたように見れば見える。なんとも長ったらしいが、学者がこのくらいに言い表したくなるのも分かる▼以前、ライオンゴロシという猛々しい名を聞いたことがある。これの実には数センチのとげがあって、ライオンが踏みつけると、銛（もり）のような逆さとげなので抜けない。辛うじて口で抜き取っても、今度は口に刺さって、餌が食べられず、飢えに至るというのだ▼さて、人の名。次期米大統領のＯｂａｍａ氏。英語の発音がへたと言われる日本人でも普通に言える。小浜市や小浜温泉もあって、なじみやすい。殺すだの、言い訳めいた理由をつけた侵攻とかせずに、世界の平穏に寄与してほしいものだ。

(1) 10月29日日記に紹介の、学食フードマイレージ。 (日本農業新聞から） (2) (3)