2008/10/07 (火)
いえ、穀物輸入の話です。
今朝の通勤電車から読み出した本、農協が参議院全国区から国会へ送り出した議員の本。 この1年間の国会での農政活動を記している。 予算委員会での農水大臣(もちろん、リリーフ専門の若林さん)との質疑のやり取り。 そのなかで、おもしろい、いや、考えさせられる記述があった。
南北アメリカ大陸をつなぐ所にパナマ運河がある。 太平洋とカリブ海をつないでいる運河であり、 ここを通過できる最大級の船を「パナマックスサイズ」というのだそうだ。
ところで、日本がアメリカから輸入している小麦、大豆、とうもろこしなどの穀物は年間2,256万t。 パナマックス船の1隻の輸送量は約6万t。 年間約376隻のパナマックス船が日本に来ている計算になる。 ニューオーリンズから出航して南下し、 パナマ運河を通過してアメリカ大陸の西海岸を北上し、太平洋の北航路をとって日本へ来る。 アメリカの港を出て、日本の港に着くまでのその航行期間は約35日間なのだそうだ。 そして、いま、その航路には35隻のパナマックス船が、日本に向かって列をなしている。 つまり、毎日、毎日、6万tの穀物を積んだアメリカの船が、絶えることなく日本の港に入っているわけだ。
6万tやでぇ〜!
6万tって、どんだけ〜?
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(1) お茶の花です。
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