土用干しと稲刈り。
2008/07/19 (土)

harenotikumori.gif きのう夕方、岡山と岩手のお偉い方に会議の日程調整をお願いしたら、22日と23日でどや?ときた。
「あらっ? ちょっと待て! ちゅうことは〜〜〜、資料を今日中に作っておかなあかんちゅうことか?」
昨夜は脳みそがウニ状態。とても、整理がつきまっしぇん!
ほんで、きょう出勤するハメに…。何とか片づいて一段落、事務所のパソコンで入力中。
(コンプライアンスとか何とか言って、最近はうるさいけど、ないしょやで)

就寝時に「猿ぐつわ」をはめるようになって、だけの理由ではないと思うが、目覚めが早い。
夏場の朝が早いのはこれまでどおりなのだが、いったん目が覚めるとそのあと寝付けない。
今朝もそう。5時過ぎに目が覚めた。
昨夜、「米がなかったのよ」とスパゲティ。たしか、おとといは素麺だったよな。
顔をあらって、玄米10sを計りコイン精米所へ。
さすがにこの時間に行くと米糠もたっぷりある。ゲットで畑へ収穫作業。

相変わらず30p以上はある四葉きゅうり、桃太郎もいい具合に色づいている。
ダイソー産アメリカつるなしいんげんもごてっしり。
ゴーヤも初収穫かと思ったが、明日の朝のお楽しみに。
引かずににいくつか残している玉ねぎが、なんか腐り始めた。
あわてて引き、干してきたがいいのかな? あした、回収しよう。
「おはよう!」と入ってきた顔なじみの方が、なすやきゅうり、トマトを袋に帰っていく。
みんな、これで朝飯なんだろう。至福のひとときである。
斜め向かいの区画のおばさん、きゅうり苗をくれたのはいいが、自分ちのが2本死んでる。
定植した日の暑さでやられたみたいだ。
「いいよ、いいよ」と言ったが、元気に根づいた様子のわが家のを1本スコップで掘って移す。
シャワーを浴びる時間を見計らって帰宅、穫ってきたものを食ってご出勤。

今日付の日本農業新聞のコラム「四季」。
きょう、土用の入り。本来各季節に土用があるのだが、今では、立秋前の夏の土用が代表している。暑いさなかである。ご自愛を▼昔、中国では万物に、木・火・土・金・水を充てた。季節では春・夏・秋・冬を木・火・金・水に配したら、土が余ってしまった。そこで、各季節90日の中から、後ろの5分の1を拠出させて、土が支配する期間に割り当てたという▼滋養をとり、暑さを乗り切って、夏ばてを避けたい。「それには、ウナギだけじゃないよ」と農産物がつぶやいているのをお忘れなく。わが地の周辺でできたものをいろいろ取り合わせて、涼しげに盛り付ければ、バランスのいい食になる。土に感謝だ▼土用干し。気温の高いのが干し物には好適期でもある。陰干しで十分に自然が力を発揮してくれる。衣類、書画、調度品などに風を通し、虫やかびを防ぐ。使わずにしまいこんだ物に思い出がよみがえるかもしれない。そうだ、ついでに、人の心も土用干しをしたい▼土用灸(きゅう)というのがある。夏の土用中にする灸はいっそうの効き目があるとかで、そんな催しも各地で行われる。「土用灸骨にこたえてこゝちよし(稻女)」といった健全気分の一方で、今年も灸をすえなければならない面々が大勢いるのが悲しい。

梅雨明けの3,4日は晴天が続く。
梅干しの土用干し。
ただ単に乾かすではなく、夜露にあてて果肉を柔らかくすると何かで読んだことがある。
水田での土用干しもこの時期。
田圃に張っていた水を落とし、土に酸素を与える。
分けつした株の根がしっかり張り、いよいよ実を着けていく。
その土用干しのコラムのうえに早くも、稲刈りの写真。
高知県南国市だ。このあと、来週からは宮崎で収穫が始まる。

◆収穫◆きゅうり四葉、なす、いんげん、青紫蘇、とまと(桃太郎、アイコ、バンビ)

i0 i1 i2 (1) この2,3日でグンと色づいた桃太郎。
(2) 季節外れの大麦と絹さや。
ともにこぼれ種が発芽。
(3) 紀州の桃尻。
 
蘖ひこばえの菜園作業メモ
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