□紀州県人会　12：00八芳園

さくら通り、朝散歩。
天気のいい日は、書き出しはいつもこれ。
そして畑へ寄る。
きのう、女房どのがいっしょに福島へ出かけた義理姉が帰りに寄ったら持たせようと、
穫るのを見合わせたいろいろ、結局寄らなかったので、きょう改めて収穫する。
畑へ行ってみると、いくつかの区画の人害防護ネットが荒らさている様子。
ネットを切られ、支柱の１本がなくなっているという女性持ち主に聞いてみると、
「うちなんか、まだ穫れるような物もないし、
　入ろうと思えば囲いをしていない向こうから入れるのに…。
　何か誰かに恨みを買うようなことを言ったり、したりしたかな？」
と、悩んでいた。
「いや、この先の公園にいるホームレスが出入りしている、ときのう話していた人がいましたよ」。
それにしても、困ったものだ。

シャワーを浴びて、遅い朝飯後は新聞に目を通し、紀州県人会へ。
セレブの奥様族がおじゃるという白金台の八芳園。
初めてのところのうえ、庭がきれいというので余裕をもって出かけたが、
着いてみると、受付は、もうたくさんのひとだかり。
県人会50周年記念総会ということで、県知事が来賓出席し、また坂本冬美のミニ歌謡ショー付き。
参加者500人。
いきなり知事のあいさつが押してしまうなど、それはそれは盛大に行われた。
きょうの坂本冬美のメインは、もちろん新曲の「紀ノ川」。
歌謡番組など普段見ないわが家では知らなかったが、
名作歌謡のシリーズで、有吉佐和子の「紀ノ川」を歌ったものらしい。
坂本冬美が、その昔勤めていたという梅干会社の東京支社長が
壇上で花束贈呈。
坂本冬美「ごぶさたしております」
支社長　「ずいぶんアカぬけしたねー」
司会　　「アカぬけしたねー、と言ってる支社長、ジャケットを着て、足元ズックじゃないですか！」
坂本冬美「それが、和歌山、紀州なんですよ」

あの、小野田寛郎さんも奥さんとともにおられた。
ルバング島から出てきたときの、もう、何年前になるのか、ＴＶで見た兵隊さん姿が焼きついているが、
きょう拝見した背広にネクタイを締めた姿の小野田さんは、ほんとうに穏やかな、小柄なお父ちゃん。
もちろん、道路族の御坊の、１階より上のお方も見えられ、あいさつして帰ったよ。

帰宅後、きょうが最終日の枝豆農園、残りを収穫に。
そのあと畑に回ると、パトカーとおまわりさんバイクが２台。
その周りには農園主と店子が２，３人。
「どうしたの？」と聞くと、店子の２，３人がダベっている後ろを、
つかつかと見知らぬ男が入ってきて、ある区画のミニとまとを盗って食ったらしい。
今朝のこともあり、店子のひとりが「あんた、だれ？」と咎めたら、
「この区画の人の知り合いで、取っていい、と言われている」と言ったそうな。
「ちょっと待て！」と問い詰めようとしたら逃げた、とのことで110番となった、ということだ。
農園主は借主の個人情報は知らないとのことのうえ、不動産屋とも連絡が取れない時間。
「こういうのは、被害届が出ないと捕まえにくいんですよ」とおまわりさん。
作業をしているわたしのところにひとりのおまわりさんが寄ってきたので、
「見慣れない顔が、気安くあいさつなどしてくると怪しいよね」といっておいた。

きのう、間引きしたニンジンに追肥と土寄せ。
きゅうり苗をもらったおばさんに玉ねぎとモロッコいんげんをあげる。

◆収穫◆きゅうり、アイコ、青紫蘇、赤紫蘇、いんげん、なす、芯摘み空芯菜、枝豆(オーナー農園）

(1) 左：芯を摘んだ空芯菜。 右：赤オクラなんだが、勝手に出てきたアピオスが巻きついてしまっている。 　　このままじゃあ〜。 (2) 上：明らかに人害。左のトマトを狙ったのか、囲いネットを押し倒している。 下左：今日の収穫物。いんげんが売れるほど。 　　　黒種衣笠とダイソー産つるなしアメリカ種のが混じってしまった。 下右：勝手に伸びてくれ状態の「坊ちゃん」２世。つると雄花ばっか！ (3) 上：咲いた、咲いた、桔梗が咲いた。と、サンパチェンス斑入りサーモン。 下：紀州県人会。きょう、初めて出会った著名人。