2008/06/01 (日)
久しぶりの青空に、久しぶりの朝散歩。さくら通り。
いつのもように畑に寄ると、「なんじゃ! こりゃっ!!」。 蚕豆がえらいこっちゃ!! 区画の入り口のネットをあけようとして下を見たらに、ちぎられた蚕豆の莢。 「また、2本足の獣害か!」と目をやると、玉ねぎが倒れこんで、 食い荒らされた蚕豆の莢が散らばっている。 中へ入って蚕豆を調べると、「あっちゃー」ほとんど食いちぎられている。 先週の土曜日に、初めて本格的に収穫したが、 きょう女房どの方の義理姉が米を持ってきてくれるというので、控えめに穫ったのだ。 そしたら、このありさま。 見ると、あちこちの区画で、同じように蚕豆やえんどう豆がやられている。 そして、どこからともなく、「カラスだ! 20羽くらい集団で電線に止まってた」。 まいった、まいった。 去年は、こんな被害は蚕豆にはまったくなかったのに、突然やってきた。 しゃくに障るので、残ったわずかばかりのと若いのも全部摘んでしまった。 大麦もぐちゃぐちゃ。雨のせいかと思ったが、よくよくみるとてっぺんの穂がない。 「ほー、ここまでやるか!」である。 成熟倒伏したのならいいが、玉ねぎの葉も踏み荒らされてぐちゃぐちゃ。 もう少し太らせたかったが、ついでだから、猩々赤を5つばかり引いた。 おかげで、蚕豆の撤収が予定より早まった。片付け。
ここで、いったん朝飯に帰宅。
朝飯後も、昼飯後も、また、片付けや作業の続き。 (以下、続き) 麦もまだまだ登熟していない青い穂を残して全部摘み穫る。 収穫して、とくにどうするということもないのだが。とりあえずは、種子保存か。 ミニかぼちゃ「甘かぼ君」の親づる先端の方に雌花を発見。 いつ開花なのか、その日にうまい具合に雄花が開いてくれるかどうか、 天気はどうなんだろうか、考えてもしゃあないか。 きゅうりやトマトの整枝、支柱にくくりつける。 トマトの脇芽は取ってるつもりなのに、「あらま、もう花が咲いてるで」ちゅうのを見つけてしまう。 はや、今年もトマトジャングルになる気配。 つるなしそうめんかぼちゃが、天井が空いたトンネル(ンっ?)から突き出ていたので取り外す。 ビニールは水洗いをして乾かす。もったいないから、まだ使う。4年目かな。 そうめんかぼちゃも、まだ雌花がまだ確認できない。 男の家系じゃな、うちは。 里芋の芽がいっこうに出てこない。 黒マルチを被せているのだが、これを外してみるとやっと顔を出しているのが2つ3つ。 覆土をホジホジすると、ツノが出ているのがいくつか。深植えしすぎたかな? 大野いも7個、スーパーで買った里芋(千葉産となっていたが品種は不明)4個のうち、大野いも2つが腐っていた。 マルチを張り直し、芽が出てるところは破っておく。
作業にコンを詰めていると、娘から、義理姉がいま出た、いま着いたの携帯メール。 とにかくやりかけたことを片づける。中粒トマト、ゴーヤ、坊ちゃんの苗をそれぞれ一つずつ持たせる。 昼飯前と5時ごろに顔を見せたTさんが、 まだ居たかというような顔で「がんばっとるねぇ〜」と声をかけてきた。 「また、1週間来れないから、できるときにやっとかないとね」。 なんだ、「これない」を変換すると「来れない《ら抜き表現》」じゃと。 なんで「来れない」がら抜き表現なんじゃ?「来られない」が正解? ら抜き言葉を気色悪く思う自分が、知らず知らずのうちに使ってたのか。
蚕豆あとに、貝殻石灰、カニ殻、もみがら薫炭、有機配合肥料等々を混ぜ込む。 このあとは、ポットで芽出ししている落花生を植える予定。 豆科の後の豆科。もろ連作じゃい。 去年も同じことをしたが、落花生は結構とれた。 じゃがいも枯れた株をいくつか掘る。 成熟して枯れたのならいいが、病気で枯れた株。試し掘りちゅうには変か? しかし、男爵はともかくインカのめざめは、残った株も似たり寄ったり。 今年こそは大きい粒をと生き込んだのに、これじゃ惨敗じゃ。 男爵もインカのめざめも大きいので鶏卵くらい。小っちゃい。
斜め向かいのおばさんに、またまたサラダ用の葉っぱを押しつけると、だいこんを1本置いていってくれた。 別のおばさん(こっちはおねんさんかな?)が、 ニンニク・ホワイト六片を全部掘ったとかで、一つご相伴にあずかった。
◆収穫◆じゃがいも(インカのめざめ、男爵=初収穫)、スイスチャード、リーフレタス、大麦、蚕豆、スープセロリ、島らっきょう(初収穫)、赤玉ねぎ(猩々赤=初収穫)、ニラ、蕗
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(1) 左上:葉が枯れ始めたインカのめざめを掘ってみたら…。 成熟して枯れたのならいいが、病もちで枯れた。 右上:同じく枯れた男爵。じゃがいもはどうやら今年は失敗みたい。 小ッちぇえ、小ッちぇえ。煮っ転がしにしかならんやろ。
左下:島らっきょう、試し掘り。 右下:赤玉ねぎ・猩々赤も試し掘り。大きいので、直径12,3cm。
赤玉ねぎ1つを除いて、全部義理姉へ。
(2) 左上:雄花ばっかりだったミニかぼちゃ「甘かぼくん」に雌花発見。 チョメチョメはいつがいいのやら? 右上:金時草、だいぶ葉が出てきた。
左下:マンズナルの花が咲いた。 右下:カラスのおこぼれ。
(3) 見るも無残な姿。 蚕豆の両隣の畝の、玉ねぎやリーフレタスを踏み荒らし、 食いつぶしてしまいやがった、憎っくきカラスめ! 麦も穂だけ、ない。
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