わが意を得たり。
2008/05/26 (月)

hare.gif なんで、こないに暑いんや〜?
手抜き日記。
きのう付けの日本農業新聞コラム。

国民が何を食べるかで食料自給率は上下する。1%上げるには国民みんなが、ご飯を1食にもう1口食べることだ。国産小麦100%のうどんなら月にもう3杯、国産大豆100%の豆腐なら月にもう3丁だ。その分、輸入食品を減らした場合だ▼1日の食事のうち小麦粉食品約7グラム(ロールパン1個の5分の1程度)を国産米粉食品に置き換えても1%上がる。おいしい米粉パンが身近で売られれば、そうなりそうで現実感がある▼先に公表された水産白書も、四季それぞれで魚介類の自給率を1%(年4%)上げるメニュー例を示した。「目には青葉」の春は当然「カツオのたたき」。毎月1皿(7切れ)でそうなる。同様に夏はスルメイカの姿焼きを1杯、秋はサンマの塩焼きを2匹、冬はブリの照り焼きを1切れ▼その分、輸入の魚介類を減らした場合だ。輸入の上位はマグロ・カジキ、エビ、サケ・マスだ。春は毎月1回、エビ天をやめてカツオのたたきにすると1%上がる、というわけ▼でも、総供給熱量のうち魚介類は5%を担っているだけだから、それが4%上がっても全体の自給率は0.2%しか押し上げないが、そんな努力の積み重ねが自給率を上げる。食料自給率の「1%」は軽いようで重い。将来の日本の安寧がかかっているからだ。




 
蘖ひこばえの菜園作業メモ
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