2008/05/21 (水)
きょうはすっきり晴れわたったすがすがしい初夏の陽気。 会社の健康診断。初のメタボ検診。 ズボンのウェストが83cmなもんだから、 「腰周りちゃうんやで、腹周りやで。そんなもんひっかかるん決まってるやん!」 と、大きな声でほざいていたが、なんとセーフだった。81.5cmやと。 私の前で計った先輩社員、4oオーバーで「まけてくれや」。
ohyakusyou2001さんの日記でも紹介されていた山本謙治の「日本の『食』は安すぎる」。 職場で購入の斡旋があり、買っていたのを先日読み終えた。 そこでは「産地廃棄を『もったいない』と嘆く前に」という項目があり、 ひところ消費者に白い目で見られた農作物の産地廃棄について、消費者の身勝手さを指摘している。 かいつまんで紹介するとこうだ。
「日持ちする漬け物にして後で販売すればいいじゃないか」 あなたが余分に買って家庭で漬け物を作り、家庭で消費するという考えはどうだろう。 「世界中で飢えに悩む人たちに送ってあげられないだろうか」 安くなって困っている生産者たちが、さらに費用をかけて世界に送るというのは、非現実的だ。それより、あなたが買って、それを送るという仕組みを考えてくれないだろうか。 「生産者はあんなことをして、もったいないと思わないのだろうか」 想像力に乏しい勝手な意見だ。せっかく育てた作物をつぶすことでいちばん悔しい思いをしているのは、生産者に決まっているじゃないか!
そんなことをいう前に、いつも1玉しか買わないキャベツなら、2つ買って消費に貢献しろ。 産地廃棄は需要と供給のバランスが崩れた結果なのだから、 このバランスを正常化するために、豊作の時は消費者が買い支えて産地を維持していくべきだ、 「もったいない」と言えるのは生産者自身であり、その次が買い支えに努力した消費者だ、 というのがやまけん氏の言い分。
拍手、拍手の同感だ。 国内で余って安い野菜があるのに、それを買わないで外国産の食事をしようとするから、 産地廃棄という涙の手段となっていることに早く気が付いて欲しいものだ。
特定防除資材。 2002年の農薬取締法の改正に伴って創設された特定防除資材。 5年経ったいまも指定されたのは重曹、食酢、土着天敵の3資材だけ。 木酢液や酸性電解水など、475資材が保留のまま、指定に向けての検討が遅々として進んでいない。 このうち、294資材はすでに候補対象から外れているそうだが、 木酢液や酸性電解水など26資材については、安全性などのデータがそろうものもあり、 今後の指定に向けた検討が始まるということだ。
26資材は次のもの。 1.インドセンダンの実・樹皮・葉 2.ウェスタン・レッド・シーダー(ヒノキ科ネズコ属樹木) 3.ひのきの葉 4.ヒノキチオール 5.ホソバヤマジソ 6.木酢液 7.竹酢液 8.かたくり粉(ばれいしょ澱粉) 9.コーンスターチ 10.米澱粉 11.麦澱粉 12.生姜 13.焼酎(泡盛) 14.糖蜜 15.わさび根茎 16.にんにく根茎 17.ねぎの地上部 18.ひのき葉油(ヒノキチオール) 19.食用天然ハーブ精油 20.陳皮(みかんの皮) 21.イギス海藻(珊瑚海藻) 22.月桃(ショウガ科ゲットウ) 23.糖類 24.酸性電解水 25.メチオニン(アミノ酸) 26.デキストリン が、リストにあがっているが、すんません、どんなものやら知らないのもいくつかある。
今度はにんじん中原採種場。
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