2008/05/02 (金)
明日から4連休。 夏野菜の定植、落花生種植えなど、やることがいっぱいあるのに午前中は雨やと! (いま、また古館の報道ステーションで、穀物の高騰とバイオ燃料をとりあげている。) 最終日の6日には、市民農園の親睦バーベキューをやるらしい。 開園して5年目になるが、初めての試み。 長老たちは、何かにつけ集まっては懇親しているらしく、わたしも何度か声をかけていただいたが、 いつも、平日のそれも3時ごろから。無理やて! 今回もどうやら、その方たちの発案らしい。
いま、借りている市民農園は15uの区画が100余りあり、借りている人にも当然いろんな方がいる。 そのなかには年格好が同じで、仕事もサラリーマンと、似かよった境遇のお方もいる。 だれにでも調子よく話しかけるやつで、 そう思いつつも、うちで穫れた菜っ葉や大麦の種を分けてあげたことがあった。 もちろん、お返しなんて期待していないが、1か月ほど前、 「なすびの苗をいっぱい作っているから、あげますから」と言ってたので、 「よろしく」と答えておいたのだが、いまだに届かない。 土日菜園作業のわたしの姿を見て、 「おっ! 頑張ってるねぇ」と声をかけて通りがかるおじさんには、素直に「はい」と答えられるのだが、 こいつは、いつも限って、「大変ですねぇ〜」と話しかけてくる。 もともと根性は捻くれてはいるが、こいつにはどうも素直になれない。 おちょくられているように思えてきて、 つい先日も、いつものように「大変ですねぇ〜」と言うから、自分では別に大変とは思っていないが、 「大変なのはお互いさまでしょう」とつっけんどんに答えてしまった。 また、「農家に生まれた人は、農業の大変さを見ているから、菜園なんてわざわざやらないんだよね」と言うから、 きっぱり「わたしは農家の出ですよ」とこれまたつっけんどんに。 「えっ?」と言ったまま、次の言葉がなかった。
また、だれかれなく作業をしている人(とくに女性)をつかまえては、 「ああだ、こうだ」と講釈を垂れているお方もいる。 いつか、そのやりとりを、そばで耳にしていたひとりのおじさんが、 「いいじゃないかよ。家庭菜園なんだから楽しんでやりゃぁいいんだよなぁ」とつぶやいていたことがあった。 まさしく、そのとおりだと思う。 元農業改良普及員をやっておられたという先生もいるが、指導の押しつけを見たことがない。 苗を作っては余りを分けてあげ、聞かれれば自分のやり方を答えているようだ。 小さな区画で大勢の人が借りている市民農園では、 他の人に迷惑をかけない範囲で自分や家族が楽しめればそれでいい。 それで食っているわけではないのだから、曲がったきゅうりが穫れようと、 小さなじゃがいもが穫れようと、それが一番うまいのであって、 まっすぐなきゅうりや大きなじゃがいもがたくさん欲しいのなら買えばいいだけのこと。 先ごろわたしが借りた区画(以前から借りている区画の隣りの区画)の先住人(おばさん)は、 灌木にもなる永年性のセージを植えたり、種播きをしてもあとはほったらがし、 草は生え放題という状況で辟易したが、こういうのさえなければ自由にやればいい。
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