2008/03/18 (火)
中央官僚を息子に持つ母親の話。 某省に入省したばかりの息子がある日突然、「今の仕事を辞めたい」と言ったそうだ。 理由を問いつめると、 「このままだと自分がおかしくなってしまいそうだ。 きのう、きょう入省した若造が、都心のど真ん中のマンションを破格の賃料で借りられ、 安い食事に靴や背広の手当まで出る。 周りの一般企業に就職した同級生の話を聞くと、 給料から始まって、どれほど厚い待遇を受けていることか。 大学出たての人間がこんなに優遇される日本の役人はおかしい」 というようなことを言ったそうだ。
確かに、国民のために夜遅くまで働きづめているという自負はあるだろうが、 感覚が麻痺してしまうのかもしれない。 それが、天下り人間が巣づくる関連団体にまで波及してしまうのではないだろうか。 年間5億円近くのタクシー代、いったい、どのように使えばそんな金額になるのか? 2万5千円の職員旅行代、丸抱え。 われわれ庶民は、月々3千円の積み立てから。 彼の、息子さんの気持ち、官僚みんながこの気持ちを少しでも感じていてくれたら…。 税金はもっと下げられるだろうし、年金の心配もない。
せめて、野菜作りで癒されていようか。
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