2007/10/26 (金)
通勤帰宅の常磐線。 昨夜に続き、今夕も架線?だか、踏み切り?だかの故障。 やっとの思いで乗換駅まで辿り着いたら、今度は乗り換え電車が架線故障で不通。 振替輸送で行けるところまで行き、そこから2駅、自宅まで傘をさして歩き。 45分。いい運動になった。 明日も雨というから、散歩はできないだろうし、ありがとう。 そう言えば、今朝の、自宅最寄の電車、4,5分の遅れだった。 車内アナウンスは「子牛が踏切内に入り・・・」。 「んっ? いま、なんて言った?」 繰り返しアナウンスするが、何度聞いても「子牛が・・・」と聞こえる。 なんと、ローカルなことか。
この秋、「続・三丁目の夕日」や「オリヲン座からの招待状」など、 観たいと思う、楽しみな映画が数多い。 「オリヲン座からの招待状」は浅田次郎氏の原作だが、 新聞広告を見ると、あの秀作「鉄道員(ぽっぽや)」に所収されていると…。 そう言えば、あの文庫本、「鉄道員(ぽっぽや)」と「角筈にて」だけを読んで積んでいた。 埃を払って、改めてページを繰ってみると、あった、あった。最終篇にあった。 今朝の電車の中で、一気に読んでしまった。
昭和30年代の京都・西陣の小さな映画館。 亡き夫の意思をついで、その連れ合いが守り抜いていくが、時代に勝てずに閉めてしまう。 たかだか30ページ余りの短篇が、どのように2時間ほどの作品になるのか、楽しみである。 ちなみに、京都に「西陣」という地名はない。 西陣織を営んでいたところ一帯が西陣なのであって、古い人ほどその範囲は広いのだそうだ。
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