米価下落の影響をいちばんまともに受けているのが、現在、政府がすすめている担い手。
大規模農家や集落営農組織なのだ。
原油高で生産費が上がる一方で、米の収入は数百万円規模で落ち込む。
これじゃ小規模農家の方がよかったという声も出始めている。
集落営農などで大規模化を図り、コスト削減を狙った政府の農業政策だが、
その農政に乗っかった農家の努力以前に、もっと早いスピードで米価が下落してしまった。
この対策に自民党農政が動き出したのだ。
自民党の農業基本政策小委員会は17日、米の価格下落対策のため、
政府備蓄米を追加で買い上げるよう政府に求める方針でおおむね一致した。
政府備蓄米の適正水準は100万tとされるが、現在の備蓄は約70万t。
小委員会では、20万〜30万tを政府が買い上げて、
価格下落に歯止めをかけるべきだとの意見が複数の委員から出たということだ。
もちろん、近いと目されている総選挙をにらんでのことだが……。
さらには、この委員会では農水省の役人を締め出したというから、
現行農政への農家の不満に対して、自民党が強い危機感をいだいているのがうかがえよう。

ところで、「きょうのアホか！」は、何ともお騒がせな亀田親子。
２年ほど前、赤坂のＴＢＳのロビーをうろついていたら、
亀田兄が打合せをしとって、そのうちスタッフ10人ほどを従えて闊歩していた。
正直、近寄れなんだ。
ハンチィング帽を被って、あの態度、あの顔や。
恐かったわ。

今回の亀田二男、親父は「まだ、18やから」ゆうとるが、そんなもん関係ない。
プロのスポーツ選手としてやるからには、歳は関係ない。
プロとしての心、常識が備わっていて当然。
歳のことをゆうんなら、17,8のやつにやらせんな、や。

そこへいくと、さすが、チャンピョンは人ができてる。
チャンピョンだからそう言わせんのかもしれないが、
わたしだったら「はよー、切腹せーや！」ゆうやろな。