だから、きのうの日本農業新聞コラム「四季」。

原料の輸入小麦が値上がりしているため、パンやパスタ、即席めんなどが次々に値上げされている。早速「台所を預かる主婦としては困っちゃいますよね」と、テレビの女性ニュースキャスターは常とう句で報道していた▼でも小麦の自給率は１３％でしかない。国際価格が上がれば、いや応なしに国内の価格も上がる。わが国の食料事情は、常にそのぐらいの覚悟をしておかなければならないほどに危機的状況だ▼「困っちゃう」だけで済まさず、食料自給率が低い国の悲哀であることを伝え、生活防衛の仕方を提言したらどうか。幸か不幸か、日本には米が余るほどある。本当に困っちゃうならパンやパスタなどにこだわらず、ご飯を食べればいい。簡便さを求めるならおにぎりがある▼茶わん１杯のご飯（１５０グラム）は、家で炊けば約３０円。それで２５０キロカロリーとれる。それを食パンでとるには４分の１斤必要だ。１斤１６０円とすると４０円。ご飯１杯で済ます人も、パン４分の１斤では済ませられないだろう。ご飯は腹持ちの具合からもぐっと経済的だ▼その上、ご飯中心の食事にすれば、おのずと健康的な日本型食生活になる。一石二鳥だ。パンなどが値上がりしても、よく考えれば何ら困らない。

今朝の日テレ系「ズームイン！」、橋本五郎さんが先日の「体育の日は10月10日」の続きをやっていた。
ここの日記でも、一部で大きな（？）話題になったが、先日の放送がかなりの反響を呼んだらしい。
「祝祭日は、その日の意味を再確認する日であり、その意味がない休みなら単なる休日だ」とか、
「ハッピーマンデーで家族旅行が増えたという実感はない」という意見のほかに、
大学生からは「月曜日の授業が進まず、結局、ハッピーマンデーに出ることになった」
というような意見まで寄せられたそうだ。
引き続き、視聴者の意見を募り、「祝日を元に戻す運動」を展開していこう、と言っていた。