秋晴れの「体育の日」。
2007/10/10 (水)

hare.gif 先日、何気なくテレビのチャンネルを回していたら、
外国人(記者?)がアメリカの農業を話していた。
「アメリカでは小麦だけでなく、大豆やとうもろこしなどの穀物が高騰し、
農家は例年の4倍の収入を得ている。農業は魅力ある職業となり、若い人が農業に就く姿も見られる」と。
ところが、日本では新米の季節なのに米に異変が起きている。
新米が出始めても、市場で買い手がつかず価格が形成されなかったのだ。
最近になってやっと取引が始まったが、平年作より作況が悪いのに、過剰気味で最安値を更新している。
稲作農家にとっては、生きていくための限界にきており、将来に不安を抱えている。

いっそのこと、一度、米づくりを止めてしまったらどうや、
農家は自分とこや親戚縁者の飯米だけを作ってみたらどうか、などと危険なことを考えてしまう。
過剰で値段が下がるのが市場の原理なら、一度、流通を止めてしまえ。
そうでもしないとこの国は、米のありがたさを理解してもらえないのではないか。
流通を止めて、困るのはだれやろ? 自分の首を絞めて終わりが関の山かな?
米がなくなっても、パンや麺類ですませるのかなぁ、いま時の人は……。
でも、小麦も値上がりしてるでぇ〜。どうするんやろ。

そんで、きょうのアホか!
値下がり前の中位銘柄(5s2,400円)の米で、茶碗1杯分が約36円。
ある調査で、この値段を「高い」というヤツが1/3もおったそうな。
「妥当」が約半数で、「安い」は5.5%やった、と。
1日に茶碗5杯食っても180円や。
「高い」と思うヤツは、いったい何食うてんねん、と思う次第。
(ギャンブルで1万円負けても何とも思わなかったり、
ケータイ代に何万円も使うてるヤツらが、やで。たぶん……)

 
蘖ひこばえの菜園作業メモ
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