2007/10/09 (火)
のち曇り。肌寒い。
きのうの日記やBBSに、体育の日のことを書き込んだが、 今朝の日テレ系「ズームイン」で、 読売新聞の橋本五郎さんが、同じような怒りをぶつけていた。 出勤仕度をしながらの、目と耳だけの記憶なので違っている箇所があるかもしれないが、 「今年も体育の日は雨だった」との表題の論調は概ね次のとおりであった。
体育の日は1966年に施行されたが、 このひにち10月10日の決定は、1994年に開催された東京オリンピックの開会式の日に因んだものだ。 10月10日は、過去100年の統計でもっとも雨の確率が小さい日ということで、この日が開会式になった。 実際、35年間でこの日に雨が降ったのは5回だけだ。 体育の日が、現在の仕組みになったのは2000年。 これまで晴れた日がなく、6回が雨だった。 1月15日は「元服の日」であったし、 9月15日はすでに兵庫県が「としよりの日」としていたのを、全国的に「敬老の日」とした。 このように、そもそも祝祭日というのは、それなりの意味があって制定されており、 その日は国旗を掲げて、その意味を再認識するものだ。 ただ単に、国民が観光地などを訪れやすくなるだろうとの安易な考えで、 連休にするために、現在の「第○月曜日」などとしたが、何の意味合いもなしていない。 私が生きている間に、元に戻してもらいたいものだ。
と、語気を強めていた。 ほんとにそのとおりだ。 連休になったところで、行楽地は人があふれ、その前に行楽地に辿り着くまでが、 ひと苦労ならぬ、ふた苦労だ。いや、それ以上かもしれない。 おまけに、温泉なんかも平日より値段も高い。 連休よりも、週半ばでのんびり休める方がよっぽどいい、と思うのは歳のせいか?
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