2007/09/08 (土)
□日本全国野菜・くだものフェア2007 〜9日有楽町・国際フォーラム
青空が戻った。 それも、夏を思わせるほど陽射しがきつい。 きのう朝、遅れた分というわけではないが、仕事に出る。 予定のフェアを見に行くため、というのが半分以上。 出かける前に、とにかく台風がお帰りになった様子を確認に行く。 もともと、この時期ほとんど何もないのだから、そう心配することもなかったのだが。 [区画32]のトマトとなすが支柱ごと倒れかかり、葉は風傷みが激しい。 ミニトマトはほとんど落果。ピーマンはしっかりお休みになっていた。 まだ、青い実がついている桃太郎も9月いっぱいは、と考えていたなすも、 さあ、どうしようか悩むところである。 周りを見ると、せっせと片付けにかかっている人もいるようだ。 [区画93]は支えを何もしていなかったつるなしいんげんの根元が、まる〜くえぐれている。 相当、風でぐるぐる揺れたり、回ったりしたんだろうな。 潅木みたいなモロヘイヤが1本倒れ、木質化した青紫蘇の枝もちぎれるように折れている。 あまり育ちがよくない里芋の葉っぱも折れたりしている。
手広くやっておられるみふぃさんとこほど被害を感じるものはないが、 家庭菜園とはいえ、折れたとうもろこしや破損した被覆ビニールの画像には残念さがうかがえる。 これが生業としている農家にしてみれば、誰を恨むこともできず、泣くに泣けないんだろうな。 無念さは、TVで静岡のみかん農家がインタビューに答えていた。 「みかんは1年に1回しか穫れない。 それが、こういうことになると、2年に1回しか穫れないことになる」。
午後は、「日本全国野菜・くだものフェア2007」へ。 消費者向けに、国産の野菜、果物による食育の促進を図ることをねらいとし、 朝食に、野菜と果実をしっかり食べてもらおうというのがテーマ。 JAや卸売会社、種苗会社が、新品種や話題の野菜、果物の試食をふんだんに用意している。 食についての知識をはかる「食の検定」3級の例題コーナーがあり、いつものように好奇心で挑戦。 10問中8問正解。 自分としては、全問正解の自信だったのだが、 「実際の検定は4択100問ですが、8割正解で合格ですよ」と女性係員。 「ぜひ、本検定も参加してくださ〜い」。 してみようかな。
梨を紹介していた某県のブースで、「台風の被害はどうだった?」と聞いてみた。 「思ったほど落果の被害もなく、この梨もきのう穫ってきたものですよ〜」。 被害は隠すこともある。
ついでに、となりのごはんミュージアムを覗き、 「わかやま喜集館」で金山寺味噌(紀州人が言うと「きんだんじみそ」)を買う。
◆収穫◆93:空芯菜、オクラ1本(そろそろ処分?) 32:風傷みのなす
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(1) 東風に煽られたようで、西に倒れ込んでしまっている。 32のトマトとなす。 その反対に、おかげで大根はしっかり発芽。
(2) 左上:食育の普及を目指す「食の検定」 右上:カネコ種苗の白菜(品種忘れた)サラダ試食。 左下:「わかやま喜集館」梅干しコーナー。 50種類の梅干しが試食できるそうだ。 ぜひ、紀州の梅干しを買ってください。 右下:お米ギャラリーの新潟コシヒカリのチーズケーキ。 「ごはんぢゃワン」。
(3) タキイの桃太郎の黄色い版。 一瞬、柿かと見まがい通り過ごしたがよく見るとトマト。 味は桃太郎らしい。 来年、再来年あたりに種が出るとのことで、名前はまだない。 「黄太郎」にしたいが水木先生に怒られるかな、とは担当者談。
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