2007/08/28 (火)
蒸し暑い一日だった。 夜になって雷が聞こえ、ひと雨くるかと思ったが空振りのようだ。
以前はごくまれに金縛りにあった(あっている夢を見た?)ことはあったが、 近年はそういったこともない。 さらに、幽霊や心霊的な現象ともまったく縁がないが、 菜園ネタがないので、とっても「こわ〜くない話」を。
夏の暑いある日の新聞の投書欄。 テーマは「怖い話」。 その中のひとつに、 「子どものころ、夜に天井を見るのがとても怖かった。 当時の家の天井は木目や節が妙に目立って見えた。」
あるある、そんな覚えがある。 節や木目の中心が目に見えて、だれかがのぞいているようで、はたまた木目が動いて見えたりと。 たぶん、小学校3,4年のころだったと思う。 奥座敷にひとりで寝ていた。 仏間で床の間があり、祖父母が道頓堀で芝居でも見て土産に買ってきたのだろう、 長谷川一夫だか、林与一だかがほっかむりをして鼠小僧の風をした小さな額を飾ってあった。 夜、布団に入り、闇の中でその額を見ると、目が光ったり、動いたりするのだ。 「うわっ! なんやこっち見てるで!」 子どもには、そう見えたのだ。 恐怖心からくる錯覚なのだろうが、不思議なものである。
娘がまだ小さいころ、女房どのの実家の福島でだったか、福島の義理母が出てきてたのだったか、 娘がなにかで、「こわ〜い」と叫んだら、 福島の義理母は、「こわいんだったら寝てらっしょ!」。 そばで聞いていたわたしは「んっ?」、娘はきょとん。 福島では、疲れたことを「こわい」というんだと。 こわ〜い話。
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